今後株価は乱高下の予感!チャイナ危機で大暴落の危険!消費税増税で下降トレンドへ [世界経済と日本]
ご覧のチャートは当ブログ2018年09月16日の記事で使用したニュヨーク市場でのS&P500と呼ばれる指数取引の価格を1970年から現在までの48年間をチャートで描き出したものですこの時に高過ぎ、近い内にその付けを支払わされる事を警告しました。
それは、まるで芥川龍之介の短編小説「蜘蛛の糸」に出て来る地獄の罪人が自分だけが助かろうと細い蜘蛛の糸に群がる光景に似ているのではないでしょうか。
ご覧のチャートはDJSI (Dow Jones Sustainability Index)ダウ・ジョーンズ工業平均株価を過去5日間の値動きを描いたものですが、激しい値動きを示しており下落トレンドに変わる可能性を示しています。
これは日経平均株価225を過去3ヶ月に渡りチャートにしたものですが折角上がった株価が再び下落していますが、株価下落のサインであるヘッドアンドショルダーが現れています。
ご覧のチャートは過去6ヶ月間のニュヨーク市場でのS&P500を基準にして作られた恐怖指数(volatility index)を示したものですが、先日の大幅な下げが恐怖指数を大きく上げています。
この状態では思わぬ悪材料のニュースに敏感に反応し易くなって来た事が伺われますので、今後乱高下が予想されリスク回避から専門家の市場参加者は運用資金を減らすか、売りに回る可能性が高く値下がり傾向に向かい易くなります。
更にこれを決定付けるのが債権市場の動きで金利が上昇傾向になっています。
これは日本政府の10年もの国債の取引に伴う金利を過去6ヶ月間に渡りチャートにしたものですが、過去3ヶ月間金利が上昇し更に直近では一段高になっています。
金利が上がりますと資金の調達コストが上がりますので投資を控える傾向が高まりますので景気が減速しますし、安倍総理はこうした状態でも消費税の増税を明言する始末ですから救いようがありません。