緊急！詐欺サイト激増中！正規サイトを複製した詐欺サイトが激増していますご注意！

これは所謂詐欺サイトで、検索エンジンのかなり上位に来ている事が多く、傾向的に高価なものが格安の値段で設定されている事が多い様です。

写真は全体のレイアウトは本物のサイトからコピーして盗用して居ますから正規のサイトと誤認させる仕組みですが、良く見ると赤い矢印の部分の「在庫量　188」と言う不自然な表記がされています。

本来ならば「在庫数」と書きますし自転車で「188」台も在庫と言うのは余りにも多過ぎです。

画面の上の赤い矢印部分を見ますと、カード決済が可能であると書かれている点に注目した上で、お問い合わせの部分の下の赤い矢印部分の電話番号をご覧ください。

所在地が台東区なのに電話番号は「03」では無く「09」となっており、実際に電話をしてみるとこ、コール音はするものの誰も出て来ませんし、局番「09」は九州と沖縄地方で使われるものでからこの方面にかかっている事になります。

次に偽の所在地ですが、住所を調べてみますと賃貸人を募集している空の事務所で、無断で住所が使われている恐れがあります。

こうした情報はこの詐欺犯が何らかの土地感を持っている可能性もありますし、付近に民泊等で滞在していた可能性もありますから民泊の問題もこうした問題と絡む可能性は否定できません。

更に、この商品を買い物かごに入れて見ますと次の様な画面が標示されます。

前の画面ではカード決済が可能だったのにこの画面では赤い矢印部分の「銀行振込」しか利用できません。

これで詐欺サイトである事決定的になりました。

この画面は詐欺師が使い回している様で怪しいサイトを見ると殆どこの画面が現れます！

つまり、左の「配送料と配送情報」と書かれた送料無料の筈なのに「配送料」と「配送情報」と言う意味不明な記述の部分の下の住所と書かれた空欄を埋めなければなりませんので適当に記入し送ります。

するとご覧のメールが瞬時に自動送信で送られて来ました。

画面下に表示されているのが、送信者のメールアカウントでこちらに相手からの送信履歴が残りますし、詐欺師が使っているメールアカウント名は「渡邊健次」ですが、上の赤い矢印部分をご覧いただけれは、送信者は「株式会社フ****」となっており齟齬が確認出来ます。

その2日後に振込先を指定するメールが届きました。

何故か差出人が「株式会社フ****」では無くメールアカウント名そのままの「渡邊健次」で届きましたが、振込口座が銀行のはずが郵便局に変わっており、口座名義人が「サイトウ　アキラ」になっています。

この時点で詐欺事件に使われている口座である事が分かりましたので、口座の閉鎖を求める為にＪＰの本局に電話してみますと実際に詐欺にあっていない状態では止められない事と、仮に被害にあっても、警察への届け出の2つの要件が必要との回答でした。

どうしても口座を凍結する必要があると思いましたので、もっと価格の安く損害の少ないもので実際に送金し、直後に口座凍結の手続きをしてみました。

JPから詐欺事件に使われている口座である可能性が高いので、振込んだ口座の番号と口座名を知らせて欲しいと言われ口座凍結後にその口座の残金があれば返金者リストに載せ返金対象者に登録したと伝えられました。

更に、口座凍結は警察への届け出が必要と言われましたので警察に被害届を出しに行きますと、警察側でもこの手の詐欺事件が現在激増中だそうで、その馬でこの口座は凍結しましたと迅速な対応でした。

この詐欺は実は割に合わないもので騙して送金させても金融機関のＡＴＭには犯罪口座情報が常にリンクしていますので、金を引出に犯人や出し子が現れたら刑事がマークしており、引出し外に出ると逮捕されるケースが多い様です。

また口座を作る事が非常に難しくなっていますのでこうした口座を手に入れるのも詐欺で入手している様です。

アルバイト的な感覚で口座を作りを依頼するサイトなどがある様ですが、これをやりますと詐欺罪となり被害額によっては実刑の可能性が高くなりますのでご注意下さい。

詐欺口座を潰す事が詐欺被害者を撲滅する最高の手段ですから、もしも被害に合われたら必ず警察と金融機関に連絡し口座を凍結させて下さい。

凍結させその口座に残高があれば被害金の全部又は一部が4～5か月後には戻る可能性があるそうです。

必ず被害届を出す事にご協力ください。

被害届を出しますとその詐欺サイトは閉鎖されますが、次から次に作られ増殖していますのでご注意下さい。

また、検索サイトの管理者へ連絡し検索エンジンから載せない様にしてもらう事も可能だそうです。

詐欺撲滅にご協力お願い致します。