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冷戦後最多のロシア海軍艦艇28隻が宗谷海峡通過!安倍プーチン会談のゆくえ! [アメリカの圧力に屈する日本の政治が危ない!]

06Sep2018-1.jpg防衛省の公表では、1日午後9時半ごろから2日午後4時ごろにかけ、海自の護衛艦などが宗谷岬の北東約210キロの海域を西に進む情報収集艦や駆逐艦、フリゲート艦など冷戦後最多となる28隻を発見しました。


写真はこの動きを最初に察知したと見られる稚内の航空自衛隊のレーダーサイトです。


ロシア国防省が8月28日に「太平洋艦隊の戦術演習計画に基づき、日本海およびオホーツク海で40隻の戦闘艦艇、ミサイル艇等が活動中である」とホームページで公表していたそうです。


宗谷海峡は、国際水路ですかロシア海軍の通過は基本的に問題はありませんが、何故この時期に敢えて28隻のロシア艦艇を通過させた裏には政治的意図がありそうそうです。


この宗谷海峡は古くから軍事的要衝で水深が約60メートルと比較的浅い為に潜水艦等が通行しますと分かってしまいます、今では稚内や礼文島にあるレーダーで捕捉できるらしいのです。


大東亜戦争中の1943年日本海での襲撃活動を終えて宗谷海峡経由で太平洋へ出ようとしたアメリカ海軍の潜水艦ワフーは宗谷海峡を通過中に日本海軍の航空機に捕捉され、航空機・駆潜艇・掃海艇の連携攻撃によって撃沈し乗組員が全員戦死しました。


つまりこの海峡の水深60メートルでは潜水艦が航行していると航空機から見えてしまい捕捉され易かった事を裏付けています。


今では対潜哨戒機がありますので完全に捕捉出来てしまいますからロシアの軍港があるウラジオストックの太平洋艦隊が太平洋に出る潜水艦や艦船は全て捕捉される運命にあります。


しかし、ロシア海軍の艦船28隻が通過した事は意味がありそうで、我が国の艦船は約50隻程しかございませんからその約半分以上の艦船を通過させた事と安倍総理のウラジオストクを訪問に伴うプーチン会談へのメッセージと思われます。


過去の安倍・プーチン会談では北方領土問題が進展するチャンスがありましたが、アメリカの外圧でプーチン大統領を失望させていますので再びアメリカの属国として振る舞うなら軍事的対立もあり得る事を示唆しているのかも知れません。


この点では我が国も冷戦構造が既に消滅している現在に至ってもアメリカの属国であれば安全と言うのは過去のものなっている事に官僚や自民党が気付いていない事です。


昨年8月に米海軍のイージス艦とコンテナ船の衝突事故がありましたがこの事は米海軍の士気の低下と弱体化が隠されているかも知れません。


今後はアメリカとロシアとのバランスを取りながら我が国の立場を有利にしながら外交をすべきではないでしょうか。


宗谷海峡の下に天然ガスのパイプラインを通せば中東からの高価な天然ガスをロシア経由の天然ガスと競争させれば資源の調達コストは削減出来るはずです。


我が国にとって日露関係は戦略的にも重要でロシアは資源輸出国から近代的な産業国家転換したいと考えていますからこれは投資機会に恵まれ総合的に仕事が増えますし、安い資源の活用が期待でき国際競争力が向上します。


結果的に軍事的拡大する一方のチャイナを牽制できますし、時間の問題でチャイナ共産党は経済的に破綻すると思われますので、その影響をロシアと分散させる事で最低限に抑える必要があります。


我が国はアメリカの属国と化した事で多くの大切なものを失って来た事を反省すべきです。


更に、樺太まで海底トンネルを作れば日露関係は更に良好になり、本日の震災の復興で大変な北海道の経済の活性化に繋がると思います。


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