SSブログ

トルコ発世界的な通貨危機の危険性!トルコの銀行破たん米国債の上昇で世界的混乱! [ニュース]

13Aug2018-1.jpgご覧のチャートはトルコリラと日本円の為替相場を3時間足で描いたものですが、トルコリラは対ドルで13日早朝に1ドル=7.23リラを超える水準まで売られました。


これは、トルコがアメリカ人牧師をスパイ容疑で拘束した事から緊張が高まり、アメリカ側は制裁を決定しましたがこれに対してトルコのエルドアン大統領が強気な姿勢を軟化させる兆しは全く無い事から投資家の不安から売られました。


この背景には、トルコが本格的な金融危機に陥る可能性があり、この混乱がどこまで波及するかが大きな問題となっており欧州や他の新興国市場にも影響を及ぼし世界の金融市場は混乱する恐れがあります。


しかし、トルコの銀行当局が外貨とリラ・スワップなどの取引の総額が銀行の株主資本の50%を超えてはならないと通達したのを受け、ドルは7.00リラを下回る水準に上げ幅を縮小しています。


トルコ向け債権を多く持つ欧州銀行への懸念から東京市場でも銀行株に売りが及びやすく世界同時株安に発展する可能性があります。


東京市場ではお盆で市場参加者少ない事もあり値が大きく動き易い関係で日経平均株価が22,000円割れが予想されますのでご注意下さい。


為替相場では日本円が買われ易くなりますので円高に当面移行する事が予想され一時対ドルで110円割れもあり得ます。

nice!(23) 
共通テーマ:ニュース

nice! 23

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。