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中之郷信用組合本店物語 第1話 水商売のビルにはお金は貸せない!憲法22条違反? [中之郷信用組合の現実を追う!]

04Aug2018-1.jpgご覧の中之郷信用組合は大正12年(1923)の大震災後の復興の際に、協同組合運動で活躍された賀川豊彦氏によ創立した信用組合ですが、創立後95年も経つと創業当時の理念も失われ時代の波に取り残された感を感じるのは私だけでしょうか。


ハーバード・ビジネス・レビューでは銀行の約92%は10年以内に世の中から消滅と分析しており、フィンテック(Fintech(financial technology))最近の銀行を取り巻く状況が激変しており、古い体質の銀行は淘汰されると述べています。


ここからは実際にあった事実をお伝えしたいと思います。


最近投資利回りの良い物件を錦糸町の繁華街の江東橋に見つけたので、事前に物件の資料を持って中之郷信用組合本店に行き融資が可能か相談すると可能との事でした。


何分投資物件としての購入ですので、建物状態や私が持つ他の物管理会社が同じでしたので管理会社に対して大きな問題は無いか聞き取り調査をしますと大規模修繕も終わり特に問題は無いとの回答が得られました。


その後現場を時間を変えて朝昼晩深夜の状況を確認し、オーナーチェンジ物件ですのでお客を装い内部や経営者の人柄などの調査を行うと比較的繁盛店で内装もお金を掛けて綺麗にしている事を確認しました。


更に、近隣のお店の経営者を訪問し業況や不良外国人や暴力団の動向も調査しましたが特に問題が無い事を確認いたしました。


その後買い付け証明書を出し、その写しを中之郷信用組合へも提出し公的な書類と信用調査の同意書も提出して、そのご特に問題は無いので融資可能との事でしたので現金で手付金を用意して売り主と売買契約をしました。


同時に中之郷信用組合に融資の実行手続きを行いまし。


その際に売り主側の不動産会社から瑕疵担保免責にして欲しいと言われましたが、瑕疵担保は最短の2週間は付け欲しい旨を伝えその間に融資の審査を行い審査が通れば全て完了と言う段取りでした。


しかし、瑕疵担保期間の満了日には審査決定する約束でしたが、その前日の午後6時に急に電話がかかって来て別の物件で審査を通したいが別物件があるか聞いて来たのには驚きました。


何故かと言うと本店の審査が水商売のビルにはお金は貸せないと言い出したのだそうです。


錦糸町は全国に知られ銘曲の歌詞にも登場する繁華街ですし、城東地域の繁栄や人々の交流の場であり下町文化でもありますが、中之郷信用組合は、水商売のビルにはお金は貸せないそうです。


それでしたら事前に資料をお持ちしてきちんとその事を説明していますが、何故その時点で言わないのでしょうか。


つまり私方に信用力や担保力に問題があった訳では無く、当該ビルに問題があるのだそうです。


その理由に一つに建築確認がされていない事もある様ですが、耐震偽装の姉歯事件後建築確認が厳しくなりましたが、それ以前の建物では建築確認が無い方が多く、建設後かなり時間が経っていますので本来なら問題にされません。


しかも人が集まる繁華街の一等地ですからその経済的価値は高くテナントも入り易いの当然ですが、どうやらこうした物件に対する正確なノウハウや知識が無くマイナス点だけをカウントされた恐れがあります。


中之郷信用組合の大問題として、水商売のビルにはお金を貸せないとなると日本国憲法で保護された職業選択の自由に関わる問題に発展するのではないでしょうか。


憲法22条1項は「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。」と規定する。


営業の自由は22条のみならず29条の財産権の保障からも導かれると解せますので、融資が受けられない事は財産上の自由が侵害された恐れがあります。


中之郷信用組合の審査の責任者は水商売の人々を差別している事が分かりますし、キリスト教における博愛の精神を実践し、貧民街の聖者として世界的な知名度がある創業者の賀川豊彦氏の思いは中之郷信用組合には無くなってしまったのではないでしょうか。


それ以上に問題なのが銀行が意味不明な理屈でお金を貸さなくてどうやって社員の給料を稼ぐのでしょうか、既に銀行の使命を見失っていますし、偏見に満ちた貸し出しが行われているなら大問題だと思います。


組合員としても、ものを申さずにいられませんし、銀行が淘汰される時代に顧客サービスを忘れた銀行が生き残れる程甘い世界情勢ではありません。


この状態で創業100年を迎えられるのでしょうか?


そこで、審査の役員に現場を見に行ったのか質問しますと、現場に行ったが昼間行っただけで夜は見て居ない上に内部も確認していませんでした。


この事から審査する人間が不動産に対する正確な知識が無い上に、調査も手抜きで物件の一面しか見て居ませんし、最近の地価動向も殆ど把握しておらず勉強不足どころか専門的なスキルを持った人材がいない事に原因があると思います。


こうした事から、与信に時間がかかり過ぎたり、過剰な担保を要求する、借入金利が高いと言う結果に至る事が分かります。


銀行員としての経済や不動産、各種産業等の基本的な知識に乏しく相手を見抜く力が無さ過ぎです。


この様な事が続きましたので私も憤りを感じると共に、ご愛読者の皆様の中にも不快な思いをされたり、損害を受けられた方がいらっしゃる思われます。


情報をお寄せ下さい。


場合によっては中之郷信用組合被害者の会を設立する事も皆様とご相談したいと思います。


メールや電話でお知らせください。


この件は当ブログで事実関係を連載して参りますので皆様の経験の掲載するつもりです。

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