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オーストラリアでフランスの潜水艦機密漏洩事件発生!潜水艦商戦で敗れた日本は幸運 [日本のマスコミが報じない世界のニュース]

04Mar2018-1.jpg2014年当初オーストラリアの次期潜水艦商戦で日本の写真のそうりゅう型潜水艦が受注確実視されていましたが、時の政権が親日派政権から親中派政権に変わってしまった為にチャイナの圧力でフランスの潜水艦が採用されました。


当時のマスコミの報道ではオーストラリア側が語る日本の敗因は「日本の熱意が足りなかった」事が報道されただけでその真相については報じていません。


4兆円と言う大型商戦でしたが実は日本側が技術の流失を警戒していた事と、オーストラリア側は次期潜水艦を国内で制作することを求めましたが、オーストラリアの造船技術では不可能でそこまで技術を供与する事に日本のメーカーは拒否した様です。


潜水艦商戦で勝利したフランスの潜水艦はと言うとそもそも通常型潜水艦など運用しておらず現在運用されている攻撃型原潜は2,500t程度のとても小型のものでとてもオーストラリアの広大な海域で運用できるレベルではありません。


フランスは原子力の技術は大変なもので、私も原子力発電所の設計に関わった事がありますが、日本の原発はフランスの技術無くしては語れませんがそれを潜水艦に乗せるとなると話は違います。


潜水艦に必要な技術は高度な造船技術で鋼材の質や加工技術、溶接技術がとても重要でこの技術に関しては世界の最高峰とも言える技術です。


日本は当然原子力潜水艦を作る技術力の資金もありますが、憲法の制約で作る事も外国から依頼を受けて建造する事も出来ません。


その為我が国の潜水艦はディーゼルエンジンで発電しリチウム電池に充電してその電力でモーターを駆動させるディーゼル・エレクトリック方式です。


私も以前潜水艦の内部に入った事がありますが、船底部には大量のバッテリーが敷き詰められておりその重さを考えると空気が重く感じられました。


潜水艦内部の事は機密事項が殆どですので多くは語れませんが、水圧との戦いですから深く沈降した場合、少しでも構造上の欠陥があれば水中ではいとも簡単に潰れてしまいます。


しかもその大きさが大きくなると総合的な技術力が必要になりますからオーストラリアの造船技術では無理で主要部分は日本人の技術者が施工せざるを得ない筈です。


結果的に親中派政権は4兆円ものお金でガラクタを買う結果になったと思われ、私のオーストラリアの友人はこうした問題は国内でも知識人が指摘し問題になっているそうです。


更に、オーストラリアでフランスの潜水艦機密漏洩事件発生が発生しました。


それはフランスの政府系造船会社「DCNS」がインドに供与するスコルペヌ級潜水艦に関し、戦闘システムやステルス性能などが、2万2400ページ分含まれた情報が記憶媒体を介して漏洩しています。


これにより、我が国は潜水艦商戦で敗れましたが、情報戦では情報の流出を阻止出来た事になりますが情報の流失はオーストラリアでは無くインド海軍から漏れた様です。


この様に情報戦は激しく諜報機関が暗躍していますので先端技術を扱う方は必ず狙われていますのでご注意下さい。

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