天下り御殿すみだ北斎美術館建設の裏で見捨てられた立花児童館の現実! [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]
平成28年11月22日に開館したすみだ北斎美術館は、建築費だけで総額38億円、周辺道路の整備事業費で2億8千万円、開館式典及び開館記念事業費は4千445万円と平成28年度だけで総額19億9千155万円約20億円が使われます。
このハコものはバブル最盛期の平成元年頃から計画されこれまでの資料収集等を合わせますと総額で100億円を軽く超える莫大な区民の税金が使われており、更に大規模修繕を含む建物維持管理だけで年間3億円かかります。
更に、美術館をまともに運営するには多額の宣伝費は1億円から2億円、資料の取得で毎年1億円の多すぎる基金、イベント等で年間5千万円はかかりますが、入館料は甘く見ても1億円程度しか見込めません。
全ての諸経費計算しますと年間5億円の赤字が出る事を私はこれまでのデーターから試算しています。
こうした状況下で、区民の皆様から肝心な事に税金が使われて居ないとの情報をいただきましたので、早速現場を視察させていただきました。
ご指摘を受けた施設は、立花児童館で付近の鉄製の構築物である手前の、ガードレール、児童館の鉄製の柵、児童館の鉄製の建物の屋根の部分は錆だらけで、ここまで腐食が進んでしまいますと交換しなければ強度が保てない恐れがあります。
コンクリートの壁面部分も劣化が激しく建築してから全く手を加えていない事が窺われました。
屋根を囲む鉄製のパネルは錆だらけで、当然、取付け部分は最も腐食が進む事を考えますと必要な強度が保てず、強風が吹けば吹き飛ぶ恐れがあります。
手前の鉄製の柵も塗料の劣化と腐食が激しく、定期的に塗装をするべきですが、すみだ北斎美術館の建設に多額の税金が注ぎ込まれる為に後回しにされた可能性がうかがわれます。
これは裏側から見た写真ですが建物全体が、建設されてから一度も塗装をされた形跡がない事が分かります。
プレハブの建物屋根にはかなり腐食の進んた錆があり、仮に塗装をするとしてもこの錆を取ると鉄板に穴が開いてしまったり錆が取りきれない恐れがあり、ここまで腐食が進んでしまうと交換する必要がある事が分かります。
天下り御殿すみだ北斎美術館建設の裏で見捨てられた立花児童館の現実をご覧ください。
このまま放置しますと、剥げた塗膜片が児童の目などに入りますと失明する恐れがありますし、全体として汚い雰囲気が放置されますと、犯罪を誘引させますし、現場の職員のモチベーションも低下します。
今後、管理者である子育て支援政策課に対してこの問題を指摘し、いつまでに改善できるかをお求めています。