再び繰り返される東京都の天下り利権!両国リバーセンター整備事業の本質! [天下り利権に振り回される庶民]
墨田区と東京都が連携して行われる新たな天下り優先のハコもの行政の温床となる事が予想される「両国リバーセンター整備事業」が計画されている事をご存じでしょうか。
墨田区と東京都は、防災船着き場の増設、官民連携による複合拠点づくりをしてきましたが、更にこれが姿を変えて再び大規模なハコものが建設される事を示唆しています。
公表されている内容は「複合拠点の整備に当たっては。定期借地方式により事業者の創意工夫を活かしていくこと」とすると言う内容で具体的な内容は示されていません。
これは、都民と区民の税金でハコものを作りテナントを募集して営業させ、建物の所有や管理は天下り法人がやり賃料と管理費等が転がり込む仕組みである事が予想されます。
両国はこれまで東京都と墨田区の官僚利権で食い荒らされ、拠点整備と言う名目でバブル全盛期の1992年土地信託で日大講堂跡地に完成したは、地代の代わりに83億円の信託配当を受け取る筈が20年間で配当は6億円程度で結果的に30億円の負債が残り都民の税金で穴埋めされました。
両国シティーコア以外に江戸東京博物館、国際ファッションセンターと言うハコものが作られましたが、実態は官僚の天下り先で、直接恩恵を受けるのは納税者では無く天下り官僚だけです。
また、5月22日の午後2時には小池東京都知事が墨田区に視察に来られましたが、視察の目的はこの日休館中の北斎美術館ではなく、両国リバーセンター整備事業だった様です。
複合天下り施設の建設に伴って旧堤防は撤去され総べて完成するのに400年以上かかるとされるスーパー堤防に変えられるそうです。
この堤防自体は大規模な水害の際にゼロメートル地帯が多い当区で水面より高い高台が出来るの良い事かも知れませんが、とても近隣の人達全てが逃げ込める広さではありません。
公表された工事スケジュールはご覧の通りです。
この問題は来月私の区政報告会で取上げたいと思います。