米国の対北朝鮮ミッションは始動していた！米軍ドッグ型揚陸艦派遣から見える本気度！

米海軍第７艦隊はドック型揚陸艦アシュランドを含むドック型揚陸艦2隻を朝鮮半島に向かわせた事を明らかにしました。

写真はドック型揚陸艦アシュランドより大型のジャーマンタウン (Germantown,42) ですが中央に大きなクレーンがあり兵站の輸送に使われる艦船です。

ドック型揚陸艦の艦内には上陸用舟艇が入っていて海岸等に上陸して軍事ミッションを行う事を意味します。

この事は最初にミサイル攻撃や空爆が行われた後で、上陸用舟艇に積み込んだ戦車や輸送車両を海岸等に上陸させ掃討作戦を展開する為に揚陸艦を送った可能性があります。

米軍がドッグ型揚陸艦を派遣した背景には北朝半島の東西に上陸して掃討作戦を展開する事を示唆するもので、問題が長期化する事も想定したミッションである事を伺わせます。

第1空母打撃群は、原子力空母カール・ビンソンとロナルド・レーガンの2隻を朝鮮半島を挟む様に配備が予想され、揚陸艦からは上陸用舟艇が出て来て東西の海岸から上陸し、内陸では韓国軍が38度線を越えて侵攻する布陣が考えられます。

つまり第2次朝鮮戦争が勃発する可能性がありますが、第1次朝鮮戦争でアメリカはチャイナの民兵が戦争加わり戦況が逆転し手痛い打撃を受けた経験があるため慎重に行動する事が予想されます。

しかし、北朝鮮が核開発を放棄しようとしない為に、大量殺戮兵器の拡散を防止する為には今の独裁体制を崩壊させる必要があり、最終的には戦争は避けられないかも知れません。

もしも戦争が始まれば我が国も北朝鮮のミサイル攻撃を受ける危険性もあります。

4月27日朝鮮半島危機説もあり、予断が許されない高度な緊張状態にありますので今後の動向から目を離せません。