米ニューヨーク・タイムズの報道から見える北朝鮮のミサイル発射は予め分かって居た! [嫌われ者国家チャイナ、韓国、北朝鮮の崩壊への記録]
ご覧の記事は6日のニューヨーク・タイムズ記事ですが、日本時間6日午前7時40分ごろに北朝鮮北西部の東倉里から弾道ミサイル4発の発射を予測していたかの様な特集記事を第6面に掲載しています。
これは同記事の続きの部分ですが。日本政府が発表では秋田県男鹿半島から西に約300~350キロの海上に落ち、3発は日本の排他的経済水域(EEZ)内、1発がEEZ付近に落下したそうです。
今回発射されたミサイルは着弾地点から飛行距離600マイルのKN-11だと思われますがその改良型かも知れません。
事前にニューヨーク・タイムズ記事で特集が組まれる背景には米国側が事前に把握して居た可能性が疑われます。
北朝鮮が2016年1月6日に実施した核実験はこれまでの核実験と違う最も強力な殺戮兵器である初の水爆実験を実施したと発表したにも関わらずオバマ大統領は遺憾の意を伝える程度でした。
更に、北朝鮮の核実験は同年年9月9日に実施しておりこれはより生物への殺傷力の強めた中性子爆弾ではないかと囁かれていますがオバマ大統領はこれも遺憾の意を伝える程度です。
ブッシュ大統領の時代に起きたイラク戦争では大量破壊兵器を持っているとする根拠が無く、実際にも発見されませんでしたがアメリカはイラクを攻撃しフセイン大統領を処刑しています。
何故米国は大量破壊兵器である核兵器とマレーシアでは金正男氏の暗殺ではVXが使われ人類が作った化学物質の中で最も毒性の強い物質を2500トンから5000トンも保有していると言われますが何故米国は攻撃しないのでしょうか。
この背景には米国の軍産共同体が敢えて朝鮮半島に緊張を作りTHAADミサイル( Terminal High Altitude Area Defense missile)英訳しますと、終末高高度防衛ミサイルを日本に売り込む為の戦略かも知れません。
今回のミサイル発射では同時に4発のミサイルを発射しており、同時に複数発射されたミサイル全てを迎撃する事は極めて困難と言われておりますから迎撃ミサイルを仮に配備しても日本の主要都市を防衛する事は困難と思われます。
より確実にする為には自衛隊の護衛艦の様な防御システムが必要で、もしもミサイルが発射された場合、最初にSAMと言われるミサイルで迎撃しこれで撃ち漏らしたものは速射砲で、更に高性能20mm機関砲 CIWS(Close-in Weapon System)で撃ち落とすと言う3段階の対策が必要です。
北朝鮮のミサイル発射は日本国内にある米軍基地を攻撃する事を予告するもので、我が国を巻き込むものです。
これに対してトランプ大統領がどの様な対応を示すかで米国の本音が読めるのではないでしょうか。