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アジアの緊張を示す市場の動向!金価格の上昇とチャイナ10年国債の金利急騰! [崩壊迫る中国!CHINAリスクを検証する!]

20170208-1.jpg金価格が米国の大統領選挙後から上昇している事をご存じでしょうか、歴史的に見ますと金価格が上昇する時は大きな変動要因が起こる前触れとして現れる事が多いのです。

不吉な予感を感じるのは何故かと言うと、チャイナ、ロシアといった新興国が、自国通貨の信認を守るため外貨準備として金を積み上げている可能性が挙げられます。

この事は裏を返すとこうした新興国の通貨が下落する可能性があり、紙くずになる前に価値の安定した金に替えて居る可能性があります。

また、金は保有していても金利を生みませんから平和な時代には金を売り利息を生む金融商品に向かいますが、逆に大きな経済変化や戦争等が起きますと紙の金融商品が売れ金や現物資産が買われます。

20170208-2.jpgこのグラフは10年もの米国債の金利の推移をグラフにしたものですが、大統領選挙前から金利が上昇している事が分かります。

この動きからトランプ勝利を市場はマスコミの予想に反して予測していたと見られ、その理由はトランプ氏は減税、多額のインフラ投資やラストベルト(Rust Belt)と呼ばれる脱工業化地帯の復活を公約に掲げていました。

この事はプロの投資家にすれば財政赤字の拡大と国債の増発を直感させ長期金利の上昇を見越して米国債を大量に売却した結果、金利が上昇しています。

結果的に米国債の金利の上昇で円安ドル高になりましたが、最近では再び円高傾向になったのは逆に米国債が買われ金利が低下した事が考えられます。

20170208-3.jpgこれは10年ものチャイナ国債の金利の動きですが急激に金利が上昇している事が分かりますし、外貨準備も3兆ドルを割り込んでいますから、急激にチャイナ経済が悪化して居る事が読取れます。

この動きと金価格の動きを重ね併せて見ますと似通った動きをしています。

つまり金価格高騰の裏ではアジアの緊張へのエネルギーが蓄積しており、近い将来何らかの衝突が起こる可能性を示唆していると思われますので米中の動きから目を離せません。

チャイナは正しい情報やデターは情報統制で取れませんので市場の動きから読み取るべきだと思います。

チャイナ経済の崩壊は既に始まっており、生活苦に苦しむ民衆の不満が共産党に向かわない様にする為に、我が国や周辺諸国にいちゃもんを付けて戦争を起こす可能性があります。

また、米国も得意な偽旗作戦で大義名分を作り戦争を起こす事も過去の戦争の歴史から考えられますので、世界史を正しく学ぶことが必要ではないでしょうか。


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