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日本のGDPの低下しているにも関わらず引き上げられる国民健康保険料! [世界経済と日本]

20170201-1.jpgご覧のグラフは国民健康保険料に対する国内総生産(GDP Gross Domestic Product)と国民健康保険料に対する国民所得(NI National Income)に対する比率をグラフ化したものです。

ここからわかるのが昭和60年頃から国民医療費がGDPを超え始めその乖離は開く一方で対GDPから見ますと平成2年頃から国民健康保険料制度そのものが崩壊している事が分かります。

国民健康保険料に対する国民所得(NI National Income)に対する比率では、平成2年頃から国民医療費がNIを超え始めその乖離は開く一方で対NIから見ますと平成2年頃から国民健康保険料制度そのものが崩壊している事が分かります。

つまり国民の生み出す総付加価値や国民所得の伸びよりも激しいスピードで国民医療費が伸び始め、それに伴い国民健康保険料を上げ続けると被保険者の保険料負担が生活を直撃している事がこのグラフからも読み取れます。

更に問題なのは、最近のGDPの伸びが 平成24年(2012年)後半から下落している事です。

20170201-2.jpgご覧のグラフはGDPの推移を示すグラフですが平成26年(2015)の時点でここまで下落しており、この傾向から最近は更に下落している事が予想されます。

単純にGDPからアベノミクスを評価しますと、アベノミクスは国内総生産(GDP)に全く貢献して居ない事が分かりますますし、小手先の金融政策だけでは日経平均株価を上げるだけの効果しかなかった事が分かります。

この状態で低所得者から保険料を値上げして徴収しても支払いの限界が近づいており滞納者を増やし、差し押さえ件数が増える一方ではないでしょうか。


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