公正な競争が存在しない墨田区立学校の契約の実態!第9話第一寺島小学校 [墨田区教育委員会事務局の官製談合疑惑の研究]
これは平成27年度の墨田区立第一寺島小学校(保谷力校長)の物品の購入総額6,030,762円の契約先の分布をグラフ化しあものです。
基本的には区立学校の物品の購入は校長決裁となって居ますので校長名を敢えて書かせていただきました。
これを見ますと総合商社ベンキョウードー株式会社が発注額第1位である事が分かります。
しかしながら、第一寺島小学校は区立小学校の中で最も総合商社ベンキョウードー株式会社への発注率が低いと言う点では第1位で比較的にましなほうだと思います。
総合商社ベンキョウードー株式会社の物品の購入総額6,030,762円に対するB社独占率は17%で約100万円程度の金額でありこの割合は他の区立学校と比べますと区立小学校では最もましな方で青線グラフで示しました。
詳しくは、当該グラフの基となる契約先と契約金額をご覧ください。
山本区長は私の議会での質問に対して「指名競争入札を行う理由は、競争性や契約履行の確実性を担保するとともに、区内中小企業の育成を図るためです」と述べていますが、区立学校の契約の大部分が総合商社ベンキョウードー株式会社では区長の答弁は嘘であると言わざる得ません。
「区内中小企業の育成を図るため」なら総合商社ベンキョウードー株式会社に発注の半分前後を受注させるよりも、幅広く小規模企業や商店に対して裾野の広い発注をすべきではないでしょうか。
それにしてもこうした問題があり税金が無駄に使われているのに、私以外の区議会議員は見て見ぬふりをしたり、こうした問題に取り組もうとされないのは何故でしょうか。
山本区長は私の区議会で特定の業者に発注が集中している問題についての答弁では「墨田区物品等業者指名基準や墨田区物品等業者指名基準運用指針において、業者の指名方法、指名業者数並びに公平な指名回数の配慮を定めており、これらの基準に従い、適正な契約手続を行っています」と答弁されています。
しかし、区立小学校全ての学校で総合商社ベンキョウードー株式会社が受注額1位を独占しており更に2位との差も桁違いに違う事を考えますと極めて組織的な官製談合がある事を示唆しているのではないでしょうか。
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官製談合と天下りの関係が密接に繋がって居る事も明らかです、天下り情報も常時受付けていますので情報をお寄せ下さい。
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