墨田区契約課の指名競争入札!長期リース契約第48話 消耗品は官製談合だらけ! [山本区長下で進む墨田区の官製談合疑惑の研究]
ここまでの状況を考えますとコピー機関連の消耗品の供給及びコピー機等の消耗品は総合商社ベンキョウードー株式会社が独占的に随意契約で発注を受けています。
当ブログ9月24日の梅若橋コミュニティー会館で使用する「事務室コピー機(梅若橋)の消耗品の供給(単価契約)」も同じ業者で価格の同じですのこちらもご覧いただければ、消耗品は官製談合で1者に独占させている事が分かります。
集中させる事で墨田区が安く購入して居るなら仕方が無いかも知れませんが、相場の10倍以上で購入して居る事がこの関連を調べますと明らかになり、もはや官製談合と言わざるを得ません。
これが入札仕様書ですがここに機種がシャープMX-M350Nのトナーである事が分かりますのでその価格を調べ、下記の契約額が適正なのか調べてみましょう。
これは総合商社ベンキョウードー株式会社の見積額は下記の裏面は次のものです。
これは契約執行伺書ですが、ここから予算額が102,384円である事が分かります。
そこで、予定価格と比較価格の部分は「別紙のとおり」とあります。
その別紙がこれです。
その答えはモノクロの予定価格は6.48円比較価格は「設けない」で、落札率は100%になります。
カラーの予定価格は30.24円比較価格は「設けない」で、落札率は100%になります。
予定価格別紙から予定数量が12,000枚である事が分かります。
消耗品供給ではモノクロは1枚当たりの単価は7.02円になっています。
MX-350NのトナーカートリッジはAR-ST44-Bとなり1カートリッジ当たり約20,000枚印刷が可能で価格は小売ベースで平均14,000円ですから1枚当たりの単価は0.7円です。
墨田区の購入価格は相場の10倍以上で買っていますので、官製談合で随意契約し、業者は儲かりますが、区民は高いものを買わされている事になります。
カラーの場合はシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色が必要でそれぞれのトナーカートリッジで9,000枚印刷出来ます。
トナーカートリッジは1つ6千円程度ですから合計4個で24,000円これを24,000円÷9,000枚=2.67で1枚当たりのコストは2.67円である事が分かります。
すると1枚当たり僅か2.67円に過ぎませんから区が契約している30.24円は11.3倍の価格で買わされています。
物品売買請書に単価が掲載されて居ますのでこの価格を検証してみましょう。
指定理由書は、「本件消耗品は、本件指名業者が当該借上品の入札時に付随して落札したものである」と書かれていますが、それだったら借上げ時に入札価格に消耗品入れるべきです。
また、この借上げも指名競争入札で特定の業者しか呼ばないのですから官製談合が疑われます。
更に「本件機器が現在リース期間中であるため、地方自治法施行令第167条の2第1項第6号(競争入札に付することが不利と認められるとき)により、本件指名業者を指定する」と述べて居ますが、相場の10倍以上での価格では不利になるのは当然です。
しかも、この理由は地方自治法の趣旨である「契約は競争入札で行い申し込価格の低いものと契約する」と言う趣旨に反するものと思われ、極めて恣意的な解釈で随意契約されています。
山本区長は議会での答弁で「一部の業者に発注が集中している現状に対する私の認識についてですが、今申し上げたとおりの手続を経た公平な競争の結果であると認識しています」と言って居ます。
こんな嘘を公然と言われる区長は区民を裏切り続けており、こんな方に墨田区が任せられるのでしょうか。
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