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すみだ北斎美術館は既に経営困難!墨田オンブズマン大瀬康介の長年の指摘が的中! [墨田オンブズマン大瀬康介の行動力]

01Nov2022-1.jpgご覧の図は、すみだ北斎美術館の月別の来館者数と入館料収入の推移を会館当初から描いたもので、墨田オンブズマン大瀬康介が、決算特別委員会資料として理事者側に要求し作らせたものです。(図出典:令和3年度決算特別委員会資料要求資料)


ご覧のグラフの赤い折れ線は、月別の入館者数ですが、すみだ北斎美術館の入館者数は令和2年度から激減し中共ウイルスの影響が減った今も1万人割れから脱する事が不可能な事が明らかになりました。


墨田区は、この施設に平成元年から令和4年に至るまで、累計140億円を超える莫大な区民の税金をつぎ込んで来ました。


また、38億円もの建物建設を認めてしまった自民党、公明党らは、その責任を取ろうともしません。


特に自民党は、私が11年前の一期目の時に、私のオンブズマン新聞に毎年5億円の赤字と言う指摘を代表者会で指摘しましたが、自民党側はその指摘の根拠が示せず、官僚丸投げで調査させましたが、結果的に私の指摘通りでした。


01Nov2022-2.jpgその時に理事者側が作成した損益分岐点の図ですが、損益分岐点は入館料4億1千193万円で、しかも、損益分岐来館者数は36万3千人で、あの国技館の年間来館者数は約30万人ですからそれよりも6万人以上多いのですから、毎年5億円以上の赤字が出る事は、ちゃんと計算すればわかる事です。


すみだ北斎美術館が絶望的な事は、損益分岐点が36万3千人に対して、直近の3年間の来館者が1万人割れで、損益分岐点の40分の1しか稼げていません。


そもそもこの事業スキーム自体が成り立たない構造の上に、建物に更に38億円を超えるお金を浪費し、そのデザインも浮世絵とは全く関係のない工事現場のパネル様な味気ないものにされしまいました。


私は、何故当時の山﨑昇区長がこの美術館の建設に固執したのか、その真相を調査していてある事に気付ました。


それは、浮世絵は公金を闇の金に変えるマジックが存在する事です。


これは、イトマン住銀事件を調べていて、そこに登場する黒幕である韓国人の許永中は美術品を利用して詐欺をし伊藤萬を倒産させた事件です。


繊維商社だった当時は伊藤萬株式会社は、経営悪化により、主力銀行であった住友銀行の社長・河村良彦氏を社長に迎え、経営の立て直しを図っていました。


そんな中、許氏は伊藤萬に対して、法外な価格で絵画への投資話を持ち掛け、伊藤萬に対して損害を与え倒産させた事件です。


これと同様の事が行われている可能性を私は当ブログで指摘し、具体的に過去の当ブログで贋作を購入した可能性を指摘し、当時警視庁へ情報提供させていただきました。


警視庁もその可能性を理解して下さり、調査を進めると浮世絵は日本国内に公的認められる鑑定機関が無い事が分かり、検察庁を説得出来ないと、当時は、事件化を見送らざる得ない結果になりました。


この事は、浮世絵の贋作を買っても真贋を判断する公的な機関が無く、贋作を本物として公金で購入すれは。公金である表のお金で購入すると、そのほぼ全額が裏のお金に換金する事が出来てしまうのです。


これは明らかな犯罪ですが、鑑定機関が無い事で成立する浮世絵を使う闇のビジネスが存在します。


実際には美術界には、贋作が多く存在しますので、購入後贋作である事が判明すれば購入金額が全て返金されるクリスティーズやサザビーズの国際的オークション会社を通じて購入する様に進言しましたが、墨田区は聞こうしません。


その理由は、明らかに贋作を利用した表のお金を闇のお金に変える事のメリットがあるから出来ない事を示唆するものです。


しかし、現代は化学や技術が進歩し、コンピューター解析も進歩しているので、美術品を科学的に分析したり解析できますので、少なくとも当時のものか現代に書かれたものか特定出来てしまうのです。


浮世絵界をおかしくしているのは、科学的では無く、権威主義でその権威主義は利権と結びつき、美術品の鑑定もこの権威主義が主流だったからです。


本物の鑑定眼を持つ方も、こうした権威主義の状態を敢えて無視しているは、争えば水掛け論になり、無駄な時間と労力だけでなく、相手からつまらぬ反撃を受け損害を被るからです。


贋作を公然と展示する地方自治体の美術館はよくありますの、贋作を御覧になり感激される何て事が無い様に祈らざるを得ません。

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