祝新成人！墨田区内で1967名の若者が新成人を迎えました！未来を切り拓く逞しさを！

10日墨田区のトリフォニーホールで行われた令和四年成人を祝うつどいは、初の二部制で行われ墨田区内で1967名の若者が新成人を迎え、約1200名が成人式に参加したと見られます。

バブル崩壊後自民党政権の失策で30年間に亙り日本経済はデフレ経済に陥り、勤労者の所得は現在も下がり続けており、極めて困難な時代でした。

しかし、こうした時代でも所得を伸ばした人も大勢います。

この人達は、企業等の組織の枠を抜け出した人達で、実は私もそうです。

私の場合最初に就職試験を受けて入社し、生涯その会社で務めるつもりでしたが、ある時取引先からスカウトされ運命が変わりました。

スカウトに際して社長から「君の望みは何か」と聞かれると、「私は社長になりたい」と本音を率直に答えると、社長は「そうか、俺が社長にしてや」と答えて下さいました。

その後、この社長から社長修行を受け、従業員の使い方、仕事の取り方、銀行との付き合い方、お客さんの接待の仕方など徹底的に仕込まれ20代前半で子会社の設計会社の社長になりました。

そして、私の所ではどんな機械も設計できる事が知られると大量の仕事が入って来て、多い時には集金に行くと手形や小切手で約3億円も集金した事があり、我ながら怖くなりました。

しかし、忙し過ぎて私の代わりの仕事が出来る人材をいくら募集しても来ないのですが、幸い若い女性の技術者がみつかり彼女に仕事を任せる為に技術を教えました。

この頃には、大手企業が工場をチャイナに移す動きが見られ、日本の製造業の衰退を予想し、私の専門は国際金融でしたので、外資系金融機関に営業で行って様子を見に行きますと、直ぐにスカウトが来ました。

スカウトは「来月からうちの会社に出社して欲しい、今月中に今の会社を辞める手続きをして欲しい」と率直に言われ、それに従う事にしました。

当時私は英語が出来ないのでそれでも大丈夫か不安でしたが、「君は英語が出来ないが、それはうちで英語教師を付けるから心配はない」と言われました。

職場内も世界中から来た外国人だらけで取引は全て英語で不安を抱えながら研修を受けていると、各部署のマネジャーから複数のオファーが来て、結局声の多きいマネジャーの所に回されました。

そのマネジャーは「この業界は男芸者の世界だ、君にはこの仕事が向いている」と言われきょとんしていると「ここで取引しているのはお金だ、その価格は金利で、何処も同じだ、気の利いた接待が出来る者が成功する」と言われました。

私は前職で毎晩のように社長から接待に同行させれていたので、花街は知り尽くしていましたので柳橋や浅草、向島での遊び方知っていましたし、それが、銀座や新橋に変わるだけなので楽勝でした。

次々にビックプレーヤーを顧客にする事に成功し、年収も数千万円になり憧れのスパーカーも乗れる生活になりましたが、この頃にバブルが崩壊し、上からも下からも攻められる状況になりました。

知人の誘いで、誰もが憧れる様な大手総合商社に転職し快適なオフィスに美しい女性が多く、居心地は良いのですが、10年先、20年先を考えると先が見えていますし、サラリーマンは税金地獄ですので独立を決意しフリーランスの道を選びました。

あれから30年経って当時同僚をさぐると同僚は誰も社に残っていませんし、当時の部長も課長も既に故人となっており、重圧とストレスで癌になり死亡した可能性が高いと思われます。

こうしてみると私の当時の決断は正しかったと思います。

独立して自由な時間が出来ると、今までやりたかった海外旅行三昧で世界中を旅して回りました。

私の場合は、ヨーロッパが大好きで欧州各国を回ると共に、アメリカの広大さも好きでアメリカ各地を車で走り回りました。

こうした経験がビジネスにも繋がり、大瀬プロダクションを作りハリウッドやフランスの映画祭に入選し事業展開も有利になりました。

同時に、若い頃から始めていた不動産投資で安定した収入も確保していましたし、今では不動産会社も作ってしまいまい、駅前のビルを購入できる様になりました。

新成人の皆さんに私からアドバイスをさせていただきますと、若さはチャンスで何にでも挑戦できます、未来を切り拓く逞しさを持てばチャンスは掴めます。

世の中の景気の状態が悪い時ほど、チャンスはあるもので、チャンスを掴むには、ある意味で度胸が必要で、それはリスクを取る度胸です。

リスクを取る度胸無くしてチャンスは掴めませんし、金額大きい程そのプレッシャーも大きいのですが、常に勉強し専門知識を身に付ける事で的確なリスク分析が出来る様になります。

また、独立するには先ずその分野で多くの人から認められる専門家になるのが近道です。

雇われない人生を選ぶのが、現在最も幸せな人生への近道だと私は思います。