第44話 レ・ミゼラブルのパリが、花の都パリにどうして変わったのか?その3 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]
ご覧の建物は、フランスパリ7区オテル・デ・ザンヴァリッド(別名:アンヴァリッド)内にある国立軍事博物館(Musée de l'Armée)です。
この軍事博物館は、フランスの戦争の歴史が分かると共に、フランスが関わった近現代の戦争の事も分かりますし、日本の武士道や侍時代の戦争についても分かります。
日本の武士の甲冑が暗くされたブースに月明りの様な弱い光で照らされ、暗闇の中から甲冑を身に付けた武士が現れた衝撃が伝わって来る演出がされた展示方法の素晴らしさに感激いたしました。
この鎧兜は西洋の騎士が身に付いていたもので、金属加工の素晴らしさとご覧の様な象嵌細工が素晴らしいので高貴な貴族のものと思われます。
ご覧の鎧はフランスの騎士が着用していたもので、矢で射られてもフェンシングで突かれも大丈夫な様に隙間なく防御されています。
しかし、鉄砲が作られると撃たれれば穴が開いてしまうので狙われない様に物凄い勢いで駆け巡り突撃する騎馬隊が活躍する様になります。
結果的に戦争の兵器の開発が技術革新を生み出しその後の産業革命へと受け継がれて行ったと感じました。
次回第45話は、「世界の大富豪に共通する若い時に世界を旅行する事が、後の人生で大きくプラスになる法則」をお知らせ致します。