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世界の食料価格が値上がり!12月の食料価格指数18%上昇!インフレの加速も! [日本のマスコミが報じない世界のニュース]

10Jan2021-1.jpgご覧のチャートは、大豆の先物取り引き価格の推移を日足で描いたものですが、昨年9月からご覧の様に上昇を始めており、世界的な食料品価格は上昇傾向を示しています。


国連の食糧農業機関(FAO)が算出した12月の食料価格指数は、昨年5月と比べて18%上昇しており、その原因は世界的な悪天候や、各国政府による供給確保に伴う強い需要が穀物からパーム油に至るまで農産物の価格を押し上げています。


先物取引価格の上昇傾向から食料価格はさらに上昇する可能性が高いと見られます。


10Jan2021-2.jpgご覧のチャートは、トウモロコシの先物取り引き価格の推移を日足で描いたものですが、昨年9月からご覧の様に上昇を始めており、昨年末に急騰しています。


中共ウイルスの世界的感染拡大の再発によって所得が落ち込んでいる消費者の家計を直撃するお恐れがあり、消費税の撤廃が求められます。


また、食料の値上がりは広くインフレを加速させる要因でもあり、更に、産業のコメと言われる半導体の供給不足も深刻で5Gやテレワークの影響で供給不足が続き、自動車産業が減産を余儀なくされています。


インフレの可能性は否定出来ず、各国の中央銀行にとっては景気浮揚を目指す追加緩和策の導入など舵取りが難しくなりそうです。


国内では、飲食店の営業時間が短縮され需要が激減する半面、家庭での消費が増えています。


その一方では、農業の高齢化で農地の荒廃で食料不足は今後深刻になる事が予想されます。

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