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郵政民営化後ローン担保証券CLO投資で巨額損失の可能性は? [アメリカの外圧に屈する日本の政治が国を弱体化して]

19Apr2020-1.jpgゆうちょ銀行は昨年、アメリカのサブプライムローン問題で巨額損失の原因となったCDS(Credit default swap)と構造の似たローン担保証券CLO(Collateralized Loan Obligation)の保有残高を2018年3月末の4958億円から2019年3月末には1兆1787億円へと倍増していました。


しかし、COVID-19の感染拡大でローン担保証券CLOに支えられたアメリカ企業の財務状況が悪化していることから、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは17日、アメリカで同社が格付け対象とするCLOのうち、約19%に相当する220億ドル(約2兆3660億円)分について、格下げの可能性があると発表しました。


見直し対象のCLOの40%余りが投資適格級で、「A」が13、「Baa」の水準が355、残りが「CCC」までの投機的水準との内容です。


2019年3月末の決算時点には1兆1787億円のCLOを保有していますが、「AAA」格に限定していために現時点では影響はなさそうですが、時間の問題で「AAA」も見直される恐れがあります。


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