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宅地建物取引士の免許法定講習は結構大変!食えない弁護士が狙う宅建業界! [墨田オンブズマン大瀬康介の行動力]

07Sep2019-2.jpg6日午前10時から午後17時半頃過ぎまでご覧の会場で宅地建物取引士の免許法定講習を受けました。


実はこの講習が受けられるまでが大変で、私の免許の有効期間が8月7日までですから6月下旬に全国宅建協会を経由して講習の申込みをすると一杯で講習が受けられるのが9月下旬になると言うのです。


仕方がないので他の協会を当たりましたところ、一般社団法人全国住宅産業協会が最も早いので9月6日でしたので直ぐに受講の手続きをしました。


この手続きも待ち時間が2時間近くかかり大変でした。


講習が始まりますと宅建士免許が宅地建物取引主任者から宅地建物士に格上げされた事で、権限が拡大されると共に責任も増大していました。


中でも宅建士のミスが訴訟に発展する事が多く、その理由は最近弁護士資格の緩和で弁護士が増えて食えない弁護士が増えてしまい、取りはぐれの少ない宅建業が訴訟対象として狙われているからだそうです。


例えば不動産取引で問題が生じ弁護士に相談に行くと何かミスがないか徹底的に探り、小さなミスでも訴訟を進めますと仕事になり、返金の必要のない着手金をがっちり取ってしまえば後は勝とうが負けようが儲かるからの様です。


また、取りはぐれが無い点で、不動産会社が潰れようが加盟している保証協会から取れるのでやり損が無いからとも言われています。


つまり宅建士は不動産の専門家として常に勉強し、落ち度が無い様にスキルアップし、裁判にも弁護士並みに強くなる必要があり、万一の裁判に備えて常に証拠を確保し、最低10年間は証拠となるものを保存しておく必要があります。


その為には常に法律や判例などを勉強し情報収集する必要もありますし、更に、税務についても精通する必要があります。


やはり士業に格上げされた背景にはスペシャリストとして宅建業法、民法、商法、税法、建築基準法、訴訟法、刑法、など法律家に並ぶ法律に精通し、人格的にも優れていませんと資格を与えられませんと言う流れに変わっています。


かつては不動産業と言うと悪いイメージがありましたが士業としてのステータスが上がって来るのではないでしょうか。


07Sep2019-3.jpgまる1日更新時講習を受講して最後に貰えた私の宅地建物取引士証です。

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