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厚生労働省の統計不正問題!いい加減な統計で国民の生活を正しく把握できるのか? [各種問題]

29Jan2019-3.jpg厚生労働は賃金統計においてバーやキャバレーを除外していた事や調査方法の変更を公表していませんでした。


更に、不正を第三者の目で調べるとして厚労省は、弁護士ら外部有識者による特別監察委員会を設置して31人に聞き取りを実施したそうです。


その後の24日の衆院厚生労働委員会の閉会中審査では、定塚由美子官房長は弁護士ら外部有識者による特別監察委員会を設置したはずなのに、課長級以上の20人は外部有識者の委員が聞き取り調査を行ったと答弁しています。


しかし、厚労省は29日、委員が聴取したのは12人だけだったとして、国会答弁を訂正する有様です。


監察委発足前に調査した定塚官房長をトップとする監察チームが行った分を含めると、聞き取り対象者は37人に上るが、25人は身内である同省職員によるものだった事が判明しました。


余りにも杜撰な調査でこの調査はでは実態を正確に把握する事は困難ですし、官僚の都合の良い統計結果が意図的に出されていた可能性も考えられるのではないでしょうか。


結果的に、毎月勤労統計の不正をめぐる聞き取り調査は同省職員によるものが約7割にものぼり何の為に多額の予算うを使い統計を取っているのか分かりません。


関係者を厳正に処分する必要がありますし、国政の乱れは全国の自治体に波及するおそれも懸念されます。


特に統計結果ほ今後の経済や未来推計の資料として重要で、現在ではトマ・ピケティの「新・資本論」やユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」などに活用されていますから、その統計の正確さが求められています。

29Jan2019-4.jpgご覧の写真はユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」で、この中には何故グローリズムが進んでいるのかや今後AIの導入で人類が進む可能性についいて書かれており世界的ベストセラーになっています。


やはり原語で読んだ方がその意味が正確に伝わるので敢えて原語版を購入しました。

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