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セキスイハウスが63億円も騙される地面師の実態!司法書士や弁護士も騙されていた! [粗悪な不動産デベロッパーを追う!]

21Oct2018-1.jpg事件の事には何も触れていない63億円もの詐欺被害が発生した大手ハウスメーカー積水ハウスのホームページです。


今回の地面師と言われる組織的な犯罪集団は、まるで劇団の様な犯罪組織に当初話を持ってきたブローカー、仲介業者、不動産業者、積水イハウス、そして登記の専門家である司法書士、法律の専門家である弁護士が、「私も騙された」と言っており、如何に巧妙だったかが分かります。


こうした事件に巻き込まれない事や再発防止の為にその手口を分析してみました。


山手線五反田駅から目黒川方向に徒歩3分という絶好地に、約600坪が土地が4~5年前から実態として活用されない旅館として放置されているとなりますと不動産業界では当然注目される物件と言えます。


所有権者は誰かは不動産登記簿謄本を法務局で取ればすぐに分かりますが、ここは昭和35年12月の相続され、抵当関係を示す乙区には何も記載されていない権利関係が複雑でない優良な物件ですから多くの業者が群がった様です。


本来の所有者が知らない内に登記簿には平成30年4月24日、売買予約で千代田区永田町のIKUTAホールディングスに移り、同日、大阪市北区に本社を持つ積水ハウスに15億円で売買予約され積水が買う筈でした。


ところが、積水との売買は成立せず、その2ヵ月後の6月24日、「相続」を原因に都内大田区の2人の男性に所有権が移転してしまいます。


15億円で売買予約され登記簿にも載っているのに何故所有権が移転したのかは、登記所が2人の男性の訴えを認めて相続登記したことは、売買予約で所有権移転の仮登記をした2社の申請が、正規のものかどうかを確認する必要性が生じた為と思われます。


つまりこの段階で売買予約」は無効となり、15億円の売買予約金を支払った積水ハウスは、本来の所有者に成りすました女とそのグループに騙されていた事が明らかにされます。


驚いた事に、実際には15億円の売買予約金だけでは無く、売買金額70億円のうち9割の63億円が支払われていたのです。


この事は当然、積水ハウス内部での責任問題となりますので、自殺者が出ても不思議ではない程の大事件ですから今後どう処理されるのか注目されます。


不可解な点は、山手線五反田駅から徒歩3分という約600坪が土地が70億円で買えるのかと言う疑問があり、周辺の取引実例から調査してもこれだけまとまった土地は100億円以上するものがなぜこんなに安く買えるのかと言う疑問です。


相場よりも30億円も安く買える事から積水ハウスは、本人確認を怠った可能性があります。


更に、この地面師詐欺事件は、公的な本人認証に関わるパスポートや印鑑証明を行政側を騙して不正な方法で入手している点で、本物も使われているので司法書士や弁護士も騙されていた様です。


主犯格の人物は海外に逃亡しており、海外の犯罪組織や暴力団などの関与もありそうな事件だと思われます。


最近では金融機関が口座を作る事に大変厳しくなっており、更に犯罪が増えれば銀行口座を作る事は更に厳しくなる事が予想されます。


しかも、詐欺の手口も巧妙化しており被害額も大きくなっていますから、犯罪組織が効率的に稼ぐ犯罪として激増する恐れがあるのでご注意下さい。

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