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台風21号中心気圧975hpaで高潮で5メートル水位が上昇!もしも東京で起きたら! [各種問題]

04Sep2018-1.jpg海から撮影した羽田空港ですが4日徳島県に上陸した台風21号の中心気圧975hpaで高潮で5メートル水位が上昇関西空港が高潮で水没してしまいました。


同じクラスの台風が都心部東京を襲えば羽田空港の水没してしまう危険性があります。


羽田空港の下には首都高速道路や空港を結ぶ地下道が複数通っていますので、こうした地下トンネル内で渋滞が発生し動けない状態で高潮が発生しますとトンネル内は水没してしまいます。


空港への鉄道も地下ですからこれも水没してしまいますと空港からの避難手段は東京モノレールだけになる恐れがあります。


更に恐ろしいのは、江東5区が高潮で水没する恐れがございます。


29Aug2018-3 .jpgご覧の地図が東京都が公表した最新の洪水浸水想定図で赤い線で囲まれたエリア内は水没する事が予想されています。


04Sep2018-2.jpg昭和34年の伊勢湾台風では名古屋市の2分の1を水没させた5.5メートルの高潮が発生し都市が水没し死者4697人、行方不明者400人、負傷者約4万人を出しています。


今回の台風21号はこれと同等のクラスの台風だった可能性があります。


正直申しあげて一都心部にこの様な災害が襲いかかっても不思議ではありません。


私達は危険と隣り合わせである自覚と、災害を軽減させる為に日頃から減災対策をやるべき事はやれる範囲で常にして災害に強い都市へと変えて行く必要がございます。


高潮で東京湾の水位が5メートル以上上昇してしまいますと、堤防の決壊が仮に無かったとしても下水道が逆流し浸水する可能性があります。


29Aug2018-4 .jpgしかも、その後最悪の場合は上記地図内の赤く塗られた地域は2週間以上水没する事が予想されています。


台風21号は中心気圧975hpaですから、正式な気記録の残る台風では過去最高クラスの猛烈なパワーを持つ台風なのです。


最大瞬間風速は45m/sで伊勢湾台風と同じでしたが、各地で屋根が吹き飛ばされたりトラックや軽自動車などが飛ばされて横転、ビルの工事現場では足場が吹き飛ばされています。


更に問題なのは、老朽化した家屋や建物屋根や看板、ビルの屋上に建てられた物置やプレハブ、塀のパネル等が吹き飛び付近の高圧電線に衝突して電線がショートしますと停電が発生します。


台風の発生に伴う停電の原因の殆どがこうした飛散物の衝突で発生する事が非常に多いのです。


飛ばされた屋根材等が電線に絡みついたり、電線そのもを切断したり、電柱そのものが強力な風圧で折れてしまう為に復旧するまでに意外に時間がかかってしまいます。


こうした問題を起こさない為には、周辺に危険な老朽家屋や看板、ビルの屋上に建てられた建築基準法に違反した構築物がないか住民目線で監視する必要があります。


こうした建物がございましたら区役所の安全支援課や建築指導課にご連絡下さい。


区役所が動かない場合や動きが悪いときは私のにご連絡下さい。

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