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販売後30年のヒストリックカーの整備!ギアボックス編!ギアボックスの交換! [車の維持管理自分でやって維持費削減]

20170715-1.jpg6か月点検でギアボックスのオイル漏れが指摘され、中古パーツですが走行距離16000キロの車両から外したとされるギアボックスが手に入ったので交換する事にしました。


写真矢印の部分がフロントステアリングギアボックスと呼ばれる部分で内部はラック・アンド・ピニオン(rack and pinion)と呼ばれる丸い棒に歯切りをしたラックとピニオンとよばれる小口径の円形歯車がありハンドルを切るとこの歯車が回りステアリングを左右に動かす仕組みです。


20170629-1.jpgこれは中古で購入したフロントステアリングギアボックスですが、油圧式ですので中央部の内部にはシリンダーがあり、ハンドルを切るとラック・アンド・ピニオンを動かす為にパワーステアリングポンプから送られた油圧でハンドルが軽くなる仕組みです。


20170715-2.jpgこれは左側の様子ですがダストブーツ部分に油が染みついているのは恐らくシール部分が劣化しパワーステアリングオイルが油圧に耐えきれずにじみ出たもと思われます。


この交換作業は車全体を持ち上げるリフトが無いと無理ですのでヂイラーの整備工場でやっていただきました。


この会社は非常に良心的で約30年前に購入してからづっとメンテナンスして下さいますし、30年も経ったヒストリックカーの部品はメーカーが製造を止めてしまい部品が無い場合でも、自己責任で部品を持ち込めば修理して下さいます。


つまり長いお付き合いが出来るディラーさんを見つける事が車を長く乗る秘訣だと思います。


20170715-3.jpgこれは6ヶ月点検のチェックシートですが、定期点検さえきちんとしていれば車の何処に故障につながる兆候が出ているのかやもうそろそろ交換時期にある部品が分かります。


特にオイル回りと水回りは重要でオイルは定期的に交換し、ラジエーター水は2年毎に交換しましょう。


今回の修理費用は、中古のフロントステアリングギアボックス送料税金込みで3万、脱着交換工賃10,800円、サーボオイル2,850円、点検及び調整費4,800、消費税1,476円合計49,926円で済ました。


今回はㇼビルト品は見つからず中古部品でしたが、通常ㇼビルト品でギアボックスは10万円前後します。

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