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平成29年予算特別委員会運営協議会のご報告!予算資料要求が多過ぎとは何か? [墨田区議会]

20170226-1.jpg24日区議会第1回定例会終了後続いて平成29年予算特別委員会が開催され委員長福委員長の互選が行われ、その後で予算特別委員会運営協議会が各会派の代表者が出席し始まりました。

そこで自民党の沖山仁委員から出された「予算資料要求が多すぎる」と言う発言があり、呆れてしまいました。

上の写真のものが今回の予算要求資料そのもを撮影したものですが、要求された資料も僅か189件に過ぎずこの程度で多いと言われるのには、私は憤りを覚えると共に議員であり予算特別委員会の委員である事への自覚が無い事に驚きました。

特に私が頭に来るのは、本年度だけで32万枚を超える情報公開を行いアルバイトスタッフを使ってまで膨大な資料を分析して墨田区の闇の部分を洗い出しているのに、たった189件で多いとか理事者が大変だとか言うなら議員の資格は無いと思うからです。

議員の仕事とは、公共の福祉と行政の監視監督が地方自治法等で定められた本来の仕事ですが、長年議員をされて居る方がこの様な事を言われるのにはなさけなくなりました。

やる気が無いなら議員になるべきでは無いと私は思います。

予算資料は、本当は行政をチェックする上で大変重要な資料になるもので、予算特別委員会の資料として活用されるだけでは無く、過去20年前後までの動きが分かりますので過去の傾向から将来を予想する上でも大変貴重な資料になるのです。

こうした様々な活用方法があるのですが、資料の活用の仕方すらわからない御仁には価値ある資料も読みもしなければ活用の方法が分からない者には無用としか思えないのかも知れません。

行政のお役人を監視して公共の福祉、つまり、区民の皆様の為に重要な問題について資料を出させ公共の福祉と言う目的に向けて予算案を審査するのが仕事の筈ですが、「理事者が大変」と言う発言は人格を疑わざるを得ません。

ちなみに過去の予算特別委員会の資料要求数はご覧の通りです。

平成24年度 52件

平成25年度 83件

平成26年度 83件

平成27年度 143件

平成28年度 64件

平成27年度 189件

この程度数ので総額約1700億円の予算を審議するにはまだまだ不足ではないでしょうか。

ちなみにこの事務作業にかかった人工は、事務作業で3名、合計で70時間だそうですから、墨田区の臨時職員の給料は時給960円(交通費込)で計算しますと僅か67,200円に過ぎません。

こうした作業の結果無駄を削る事が出来れば数千万円、数億円の無駄な支出を抑える事が出来れば遥かに有意義な支出です。

オンブズマン新聞11号に掲載してありますが、市場価格3万3千円で買える下駄箱が27万円で買われて居た事を考えますとこれだけで237,000円もの無駄遣いがされて居た事を考えれば遥かに安いのではないでしょうか。

同様の事が区全体で行われているとしたら数十億円が無駄に消えている事が推測できるのではないでしょうか。

今回の189件中墨田オンブズマンが要求した部分は53件でその大部分が墨田区の契約の問題に関わる部分ですのでこれを基に更に深く調べて、今後当ブログで問題点を解説して参ります。


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