墨田区平成29年度予算案解説！シティープロモーションは北斎美術館の宣伝がメイン！

引続き墨田区平成29年度予算案の分析と解説をしたいと思います。

ご覧のものはシティープロモーションについて解説された部分です。

シティープロモーション戦略は墨田区平成29年度予算案の重点課題に位置づけられている事にご注目ください。

そのシティープロモーション戦略とは一体何なのか詳しく見てみましょう。

１　日的
　地域の魅力を区内外に効果的に発信することで、区民の地域への愛着と誇りを醸成するとともに、区外からの憧れと共感を呼び起こす。これにより、地域活動への参画者や地域の推奨者を増加させ、シィプロモーションを力強く推進する。

解説；ここでは「地域の魅力を区内外に効果的に発信する」事で「区外からの憧れと共感を呼び起こす」とされてていますが、これが区外からの共感とどう結べ付くのか、全く説明されていません。

２主な内容
(1)イメージアップ事業　7,700千円(拡充)

アすみだ北斎美術館ＰＲの継続実施
イ区民情報コーナーのリニューアル

解説；何をするのかがこの部分からわかり、つまりシィプロモーション戦略とはすみだ北斎美術館ＰＲの継続実施する為に予算を拡充させ、7百70万円を使いすみだ北斎美術館の宣伝をする事である事が分かります。

解説；区民情報コーナーのリニューアルは恐らく配置を変える程度だと思われます。

(２)シビックプライド醸成事業　8,603千円

アシティプロモーション特設サイトの開設(新規)
イシティプロモーションブックの作成(新規)
ウノベルティグッズの製作(拡充)

解説；この部分は「シティプロモーション特設サイトの開設」と殆ど読まれない「シティプロモーションブック」の印刷、「ノベルティグッズの製作」では、これを北斎美術館で販売する程度のものです。

これたに8,603千円を使うだけの事でこれだシビックプライドが醸成されとは誰も思わないのでしょうか。

(３)スタッフプライド涵養事業　2,520千円(拡充)

　アプロモーションサポート業務委託
　イデザインアドバイザリー業務委託

解説；この部分の予算は僅か252万円しかあいませんから、天下り法人から講師を招いて講演会や講習を行う為の天下り外郭団体等に業務委託を行う事で、天下りの人達が小遣い銭稼ぎの場を提供するに過ぎないと思われます。

墨田区平成29年度予算案の重点課題とは、区民の皆様の為では無くお役人の為の重点課題であって、シティープロモーション戦略とは掛け声だけのHPを作成しチラシを作るだけで利権の恩恵を受ける御用商人を潤わすだけである事がお分かりになるのではないでしょうか。