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令和4年度墨田区議会定例会11月議会!各種利権値上げ議案に反対討論を行いました! [墨田区議会]

13Dec2022-1.jpg12月12日令和4年度墨田区議会定例会11月議会最終日、採決前に墨田区の各種利権に伴う値上げ議案に反対討論を行いましたのでその原稿を公表いたします。


墨田オンブズマン 大瀬康介でございます。


これより議案第51号墨田区地域プラザ条例の一部を改正する条例、議案第52号 墨田区営運動場条例の一部を改正する条例、議案第54号 墨田区廃棄物の減量及び処理に関する条例の一部を改正する条例、議案第48号 令和4年度墨田区後期高齢者医療特別会計補正予算、議案第70号 旧すみだ環境ふれあい館等複合施設解体工事請負契約、議案第63号 本所地域プラザの指定管理者の指定について、以上6議案の委員会審査報告について反対討論を行います。


議案第51号墨田区地域プラザ条例の一部を改正する条例について議案第51号墨田区地域プラザ条例の一部を改正する条例は、八広地域プラザの屋内運動場の利用料の値上げで、現在のインフレ率3.8%を遥かに超える41.5%から70.8%の値上げで、電気料金の値上げついて東京電力は、2023年4月から、高圧・特高の電気料金を約12~14%値上げすると発表しています。


この割合から見ても当該施設の利用料の値上げは、東京電力の約3倍から6倍の値上げで、便乗値上げと言わざるを得ません。


区民の皆様の所得が下がり続け、同時に物価の高騰下でこの様な値上げは健全な区民の健康を支える運動を奪い兼ねないと思いますので当該委員会審査報告には反対致します。


議案第52号 墨田区営運動場条例の一部を改正する条例について、上記第51号で述べた理由と同様に当該委員会審査報告には反対致しまします。


議案第54号 墨田区廃棄物の減量及び処理に関する条例の一部を改正する条例について当該条例は、改正理由に消費税の適正転嫁を謳っていますが、そもそも消費税とは、計算式で表すと利益プラス非課税仕入れで、非課税仕入れとは人件費です。


つまり、法人税は利益だけに課税されるのに対し、消費税は利益と人件費に課税されます。


問題は、原材料費の値上がりで利益が圧縮された小規模企業は、利益よりも人件費負担が多いと、赤字でも課税される事になり、元々担税力が無い企業や商店は赤字でも消費税を取られてしまう為に、資金繰りに詰まり倒産や廃業を余儀なくされてしまうと言う現実があります。


そもそも消費税は事業者にとって非常に過酷な税金なのです。


また、消費税は納税義務者が消費者では無く、消費税法には「事業者は、国内において行った課税資産の譲渡等につき、この法律により、消費税を納める義務がある」と定めており、納税義務者が消費者から事業者にすり替えられた悪税と言わざるを得ません。


ところが消費税を消費者が払っているかの様に誤認させ、それを事業者が預かって税務署に収めていると言う思い込みをさせているのです。


現実は預り金では無く事業者に対する過酷な課税であるがゆえに、赤字でも消費税を支払わされている事業者が大変増えているのです。


また、一般廃棄物処理事業者団体から手数料改定を望む声がある事も理由にしておりますが、消費税が導入されてから、失われた30年と言わるデフレ経済と勤労者の給料が減り続け平均年収が300万円を割り込んでおり、製造業が海外に生産拠点を移してしまった現在、僅かに残る製造業の事業者負担を増やす事は、区内産業を失い兼ねません。


しかも、金属加工、ガラス、印刷業などの比重の重い廃棄物を出す業者は、生産性の割に廃棄物処理の負担が1キロ当たり46円では、利益が吹き飛んでしまい、更に、従業員の給料に消費税かかるので、壊滅的な打撃を受けてしまい、廃業や倒産が増える事が予想されます。


よって、当該議案の委員会審査報告には反対致します。


議案第48号 令和4年度墨田区後期高齢者医療特別会計補正予算について当該議案では、国都等返還金が生じており、財務会計上の不備から返還金が生じたと思われます。


よって、当該議案の委員会審査報告に反対致します。


議案第70号 旧すみだ環境ふれあい館等複合施設解体工事請負契約について当該議案には、請負契約の決定に至る経過の説明もその根拠も示されておらず。


その内容が確認出来ませんので、当該、委員会審査報告は承認できません。


06Dec2022-1.jpg写真解説、本所地域プラザの指定管理者の山中みどり代表は、自民党の松島みどり衆議院の後援会の元会長、指定管理者は4回連続で入札を経ない随意契約、選挙期間中には公然と自民党の候補者の選挙事務所として外の公道には御覧の上り、内部には候補者のポスターが貼られていました。


ここは自民党がすみだ北斎美術館の建設を認める代わりに、本所地域プラザの指定管理者を実質的に松島みどり衆議院の後援会が随意契約で取得する密約がある事を4回連続で随意契約している事実からも、この問題を議会で指摘すると動議が出され、私は再三に亘り嫌がらせをされました。


詳しくは、当ブログ過去禄を御覧ください。


































ご覧の通り、自民党の利権行政と本所地域プラザの指定管理者の随意契約は、公正な選挙を阻害する様々な犯罪だけでなく、利権を強化する為に付近の旧家庭センターを僅か41年で廃止するなど莫大な税金が無駄にされました。


こうした問題を指摘する度に、自民党から動議が出され、様々な嫌がらせや圧力が掛かりますが、それ以上に厳しい外為市場で打たれ強い人間に鍛えられていますので、今後も、おかしな事は何度でも指摘させていただきます。


官僚と自民党の利権よりも区民の皆様の生活と税金が正しく使われる為の、監視・監督と問題のあるものは事件として住民監査請求、刑事告発、行政訴訟で、現在裁判だけで生涯で56件目の裁判を経験しています。


ここから話を反対討論に戻します。


議案第63号 本所地域プラザの指定管理者の指定について当該施設の指定管理は4期連続で随意契約と言う本来あるべき契約の原則を逸脱しており、この様な前例を残す事は全ての指定管理者から公平公正性の観点から疑念を招きかねません。


また、利用者数も減少傾向が見られ活性化が必要と考えます。よって、当該、委員会審査報告には反対致します。


以上で、私からの反対討論を終わります。


ご静聴ありがとうございました。

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