電気設備工事落札率100%!数学的にあり得ない理由!旧すみだ健康ハウス大規模改修! [山本区長下で進む墨田区の官製談合疑惑の研究]
墨田オンブズマンは旧すみだ健康ハウス大規模改修工事の電気設備工事の入札について余りにも不自然な入札で、その落札率が数学的にはあり得ない100%であった事を情報公開で突き止めました。
決裁者欄から墨田区の山本区長らも決済に加わっている事が確認されます。
どうしてこの様ない結果になったのかを分析しますと、墨田区が関わっていないとあり得ない状況が確認されました。
先ず最初に、工事価格の異常な膨らみで、御覧のものは、2021年12月3日の子ども文教委員会で提出された「旧すみだ健康ハウスの活用について」と題された報告書の「3今後の予定及び経」費の部分の令和5年度の部分が今回の入札の対象で、ここには概算事業費は約7億円と記載されている事にご注目下さい。
御覧のものは、「旧すみだ健康ハウス大規模改修工事」関係契約額一覧ですが、2021年12月3日の子ども文教委員会資料では、概算事業費は約7億円と記載されていましたが、2022年10月に出された契約額(赤枠の部分)の改修工事合計は約9億6,700万円に膨らんでいます。
つまり、僅か8カ月で間に2億6,700万円に膨らんでいるのですから、官製談合と業者の談合を疑うのは私だけでしょうか。
僅か8カ月で概算事業費が38.1%も上昇する原因は、今年の物価の上昇率が3.8%から見ても異常な高騰と言わざる得ません。
これは、一般財団当法人建設物価調査会の建築費指数(主要10都市)グラフでは、地区・建物種類・指数種類 2011年基準接続指数 2011年指数=100でグラフが2011年以降の任意の年から表示できますので旧すみだ健康ハウスの電気設備工事を入力して描いたグラフが御覧のものです。
電気工事は薄い青い線、設備工事はオレンジ色の線ですが、僅か8カ月で38.1%も暴騰する動きはチャートには全く現れていません。
こうした事実から読める事は、当該工事費が所管部署内で意図的に吊り上げられた可能性を疑うのは私だけでしょうか。
※この問題は長くなりますので後日の当ブログで連載致します。