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疑惑!旧すみだ健康ハウス3階建てのエレベーターが2億円!内装工事が7億から8億超に [墨田オンブズマン大瀬康介の行動力]

22Sep2022-1.jpg昨日9月21日の子ども文教委員会で指摘させていただきました、旧すみだ健康ハウスの大規模改修で僅か3階建てのエレベーターが2億円もするので、現実にはあり得ない価格である事を指摘させていただきました。



赤い矢印の部分を御覧ください、2021年12月3日の時点では約7億円と書かれています。


それが今年になると約1億円500万円アップしているのです。


このカラクリは、建物の内装工事と機械設備工事を分離する事で、高くなった事を見え難くすると共に、別の業者に発注する事で建設コストを上げる仕組みが隠されています。


私は若い頃原子力発電所の設計と工事の際の現場監督をしていたのでこのカラクリが良く分かります。


本来は、建物と工事を一括発注した方が、余計なコストも双方の会社との会議や打ち合わせ等の時間を節約できますし、工事の段取りも一括して行えますので時間とコストなど無駄が省けるので安くできるのです。


これが分割発注では、双方が作業員を雇い、工具や重機などそらぞれが用意しなければならず、仮にどちらかが工期が遅れると、その影響を受けますので双方の工期が遅れますので、見積もりの段階でこの費用を入れます。


工期の遅れは非常にコストが掛かるもので、リースしている重機や工具の費用も増えますし、作業員の延べ人数が増えるだけでなく、納期遅れを解消する為には人工を増やして大勢で作業をする必要が生じるからです。


この増員分の作業員の宿泊施設や雇用保険料、移動の為の交通費も増えてしまいますので、一つの現場を二つ以上の業者に発注する事は、無駄に高くなるのです。


22Sep2022-3.jpgこれが、令和4年9月12日に出された議案で、建物事実上内装工事だけで5億7,618円と約6億円です。


22Sep2022-4.jpg更に問題なのは、次の機会設備工事で、主なものは、キュービクルが約1千万円程度、残りは旧エレベーター1台の撤去と新設する2台のエレベーターの設置位しかありません。


3階建ての建物エレベーターで一基当たり約1億円、二機で2億円ですから、ビルのオーナーの皆さんはどう思いますか。


恐らくあり得ないとおっしゃるのではないでしょうか。

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