SSブログ

SDGsの嘘を科学的に反対討論で指摘!令和3年度墨田区議会定例会9月議会! [墨田オンブズマン大瀬康介の行動力]

2021Oct-01-1.jpg30日、令和3年度墨田区議会定例会9月議会最終日の採決の前に科学的根拠が無いにも関わ羅行われる、SDGs関連の一般会計補正予算に反対討論しましたのでその原稿を公開致します。


墨田オンブズマン 大瀬康介でございます。


これより議案第22号 令和3年度一般会計補正予算について、一部反対の立場から討論を行います。


当該予算中の総務費SDGs普及啓発事業費と資源環境費自治体SDGsモデル事業費、衛生費中の自治体SDGsモデル事業、産業観光費自治体SDGsモデル事業費については、一見環境と言うと良い印象を受けるのですが、6月議会の陳情第2号 墨田区にけるゼロカーボンシティ宣言と2030年度温室効果ガス削減目標引上げに関する陳情についての反対討論でも述べた通り、科学的な目線でその本質を見抜いて欲しいと願います。


2008年に開会された、地球惑星科学連合大会。これは、地球に関する科学者共同体47学会が共催する国内最大の学会で「地球温暖化の真相」と題するシンポジウムが開催されました。このシンポジウムで行われたアンケート調査の結果では、科学者の9割が、地球温暖化はCO2排出量が原因ではないと考えており、CO2排出量であると主張する科学者は10人中1人しかいませんでした。


科学者の9割が、地球温暖化はCO2排出量が原因ではないと考えており、科学的にその原因が究明されておらず、政治的な思惑が先行されたSDGsと言わざる得ません。


我々の経済活動にはCO2排出がともないますので、この様な根拠があいまいなまま安易な啓発活動やモデル事業が推進されますと、健全な経済活動まで制限される恐れがございます。


コロナ禍で疲弊縮小した我が国の経済、自粛で縮小した墨田区の経済活動の復興が遅れると共に逆に衰退に繋がりかねません。


この事は裏を返すと、温暖化は政治的に利用されており、我が国の基幹産業である自動車産業や鉄鋼、各種製造業を衰退させる為に仕組まれたCO2排出枠規制である事に気付くべきです。


我が国の自動車産業は世界的にも最高レベルの技術でCO2排出量は極めて少なく、これに欧州を中心とする諸外国は到底太刀打ちできない為に、モーターとバッテリーと言う単純な構造の電気自動車に置き換える事で潰そうとしているのです。


更に、戦後のどん底から立ち上がり、高度経済成長を遂げ、かつては「Japan as NO.1」と言わせ、資源も無い貿易立国をこれまで支えて来た我が国の製造業を、高い技術力と高い生産性で支えて来たのは、下町の町工場を中心にした小規模企業の裾野の広さとそこで働く人々の勤勉さであった事を忘れてはなりません。


本当は諸外国が一番恐れているのはこうした製造業立国日本が復活する事なのです。


また、過去の歴史から学んで戴きたいのは、今回のSDZsは、2015年9月25日に国連総会で採択された事が切っ掛けです。国連と言えば私が中学生の頃の1970年代を思い出します。


この時に中学校の理科の先生が石油はあと30年で枯渇してしまうと言われた事を今でも覚えていますが、あれから50年近く経った今も石油は枯渇していません。


私は学校の先生から科学的根拠に乏しい間違った事を教えられた事を今でも忘れていません。


また、国連が採択したからと言う事を鵜呑みにしては、いけない事もこの時学びました。


逆に、現在では、石油の採掘技術の進歩によって原油価格が下落し、当時、世界最高品質の石油採掘で潤っていたベネズエラは、質の高い石油で外貨を稼ぎ、国民の税金は無し、医療費も教育費も無い豊かな国でしたが、アメリカでシエール石油の採掘が始まると、ベネズエラの輸出は激減し、2012年頃からその影響が出始めて、2019年以降には、ベネズエラは268万%というハイパーインフレに見舞われ、電気も水道もストップし、凶悪犯罪も多発する為に、国民は続々と隣国に逃げざるを得ない状況になりました。


我々は歴史や科学をきちんと学び、何が真実なのか、何が誤りであるかを正しく見極め、その本質を見抜くべきではないでしょうか。


国連が採択したからとか、政府が推進するからと言う安易な判断ではなく、区民の皆様が本当に恩恵を受けられ、我が国を繁栄させる為には、我々が正確で正しい判断と、その根拠が科学的に説明出来る様な見識を身に付けるべきではないでしょうか。


今回特にショックでしたのが、企画調整費の中に「子どもPR大使によるPR事業」とあり、この大使に選ばれた子どもが将来大人になって、私が50年前に学校の先生から石油は30年後に枯渇すると言う間違った事を教えられ、学校の先生が信用できなくなったことと同様に、子どもPR大使になった事に疑問を感じ、墨田区を信用できなくなる事が無い様に願わざる得ません。


私達は、単に政府の判断やマスコミの報道を鵜呑みにせず、科学的に世界情勢を正しく見極めて、SDGsの本質は何かを適確に判断される事を望みます。


以上、ご清聴ありがとうございました。

nice!(15) 
共通テーマ:ニュース

nice! 15

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。