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浮かれ過ぎた墨田区が財政問題に直面し、愚かな政策が出始めている!第6話 [墨田区議会]

28May2021-1.jpg前回の当ブログで墨田区の産業施策の考察の無さを指摘しましたが、すみだ産業観光プラザまち処などの観光事業に特化させ、その極めつけが、総額で100億円を超える巨費が投じられたご覧の写真のすみだ北斎美術館です。


すみだ産業観光プラザまち処へは年間1億5千万円程の委託費が毎年支出されていますが、すみだ北斎美術館は私が計画段階から試算し指摘して来ました通り、毎年5億円の維持管理費が必要でこの負担は年を経る毎に増加が予想されます。


すみだ北斎美術館は、これまでに約100億円を超える我々の税金や浄財がつぎ込まれ来ましたが、この中の支出の大部分を占める北斎資料が、購入価格に見合う価値があるかどうか疑問がございます。


正直に申しますと、私自身古物業の鑑札を持っており、古美術を専門に研究されている学者などの方や画家、画商などを存じておりますが、少なくとも浮世絵に関しては信頼できる鑑定機関が存在しない為に、その価値を証明する事が出来ないのが真相です。


有識者ほどこの事を知りながら口をつぐんでしまうのは、その陰に闇の勢力が存在し、その制裁を受ける恐れがあり真相を語れない事情があるからです。


絵画などの美術品の価値は、買い手がこの値段で買いますと言えば取引が成立し、実はその真贋などどうでも良いと言うケースが実際にはあるのです。


最も有名なケースでは、1990年に起きたイトマン事件ででは、伊藤萬の不動産投資による借入金が1兆2000億円に及び、闇社会と関係がある在日韓国人の許永中から美術品や貴金属などを投資すれば経営が安定すると騙された事件です。


伊藤萬は許永中の絡む三つの会社から、許永中の所有していた絵画・骨董品などを総額676億円で買い受けたと言うのですから呆れたお馬鹿な話です。


古美術を知る方なら、この様な得体の知れない者から総額676億円もの美術品を買う事自体、絵画・骨董品の中身が偽物である事は想像が付く筈です。


その後の捜査の結果、これらの美術品は鑑定評価書の偽造などが行われ、市価の2~3倍以上という法外な価格であった事が判明します。


被害者である側の伊藤萬もこうした事実を知りながら共謀してやっていた事が捜査の結果明らかになります。


つまり、この様に犯罪が絡むと美術品の真贋などどうでも良く、単に見せかけの財産があれば良く、これで資金繰りが回っているかの様にする為の小道具に使われたに過ぎません。


すみだ北斎美術館の資料購入は、本来価値の無い浮世絵を数千万、一億円近い金額で購入しているのですから、我々の公金で価値の無い浮世絵が買われ、その差額が闇に消えている事が推測されるのです。


これも、万一贋作である事がバレても、本物と信じて買ったなら罪に問われる可能性が極めて低いのです。


その最大の理由は、浮世絵を正しく鑑定できる機関が存在しないからです。


すみだ北斎美術館を放置しますと、資料購入の名目で毎年1億円の基金が作られていますが、その中身が毎年の様に抜かられている可能性を疑うのは私だけでしょうか。


墨田区だけでは無く東京都の江戸東京博物館も得体の知れない浮世絵を購入していますが、その根っこは繋がっている可能性を危惧しております。


それにしても、墨田区は本物を安く買うなら、クリスティーズやサザビーズのオークションで直接買えば、安く買える事、仮に贋作だった場合、全額オークション会社が保証してくれる事を教えているのに、何故そうしないのでしょうか。


そうできない理由があるからです。

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