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世界の大富豪は相場の下落で稼ぐ!大衆の逆を行く事が投資の神髄!第29話 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

29Nov2020-1.jpgご覧の紋章は、ロートシルト家(英語名;ロスチャイルド家)の家紋です、盾の下には、ロスチャイルド家の家訓であるConcordia, Integritas, Industria(調和、誠実、勤勉)と書かれていて、ここには巨大な財産を築き維持する為の本質が書かれています。


ヨーロッパの銀行家で財閥ロートシルト家の基礎を築いた、マイアー・アムシェル・ロートシルト(独: Mayer Amschel Rothschild)が残した言葉で、彼の5人の息子たちに向けて贈った言葉と思われます。


息子達は5か所に分かれて事業を行い、長男アムシェルはフランクフルト、次男ザロモンはウィーン、三男ネイサンはロンドン、四男カールはナポリ、五男ジェームスはパリとそれぞれ5家のロートシルト家の祖となります。


Concordia、調和とは、矛盾や衝突などがなく、まとまっていることを意味し、互いの兄弟が争う事なかれを意味していると思われます。


Integritas,誠実とは、私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対することで、これはある程度事業に成功された方なら、これが事業の本質である事は分かると思います。


Industria、勤勉とは、仕事や勉強などに、一生懸命に励むことで、これ無くしては成功などあり得ません。


戦後の焼け野原から我が国が世界第二位の経済大国にのし上がれた背景には、当時の日本人の勤勉さがあったからです。


現在我が国が大変な問題を抱え国力を失いつっあるのは、グローバル化で製造業が海外に行ってしまい、日本人の勤勉さを活かせる製造業が衰退している事や、外圧に屈しチャイナ共産党の影響が強い自民党の政治と自分ではお金が稼げない官僚が真逆な政策を取り国民から勤勉さを奪い国を衰退させています。


さて、話を戻しますと、世界の大富豪は相場の下落で稼ぐことについて解説しますと、初代マイアー・アムシェル・ロートシルトは、古銭商から身を起こし、宮廷の御用商人なり、両替商、銀行家へと発展します。


1806年のナポレオン戦争でナポレオンの大陸封鎖令でイギリスは植民地から手に入れた綿製品、毛糸、煙草、コーヒー、砂糖、染料これらの商品の価格が市場の喪失により暴落します。


ロートシルトは、これに目をつけ暴落したイギリスでこられの品物を安く買い付け、マイアーと4人の息子が大陸内で確立しているロートシルト家の通商ルートを使って各地で売る事で、ロートシルト家は莫大な利益を上げられた上、物資不足にあえいでいた現地民からも大変に感謝されるのです。


1815年のワーテルローの戦いでは、ナポレオンが勝てばイギリスのコンソル公債は暴落し、イギリスが勝てば逆に高騰するだろうと言われていて、同家は優れた情報収集体制があり、当時の金融界ではその動向が注目されました。


いち早くイギリスの勝利を知ったネイサンはイギリスのコンソル公債を売却した為に、それを見た他の投資家たちはイギリスの敗戦を確信し、一斉に売りに回り、公債は大暴落します。


公債が暴落しタダ同然になったところでネイサンは急遽莫大な量の買いに回り、イギリスのコンソル公債では、最初に売りで儲け、今度は、底値になったイギリスのコンソル公債を買いまくりました。


こうした動きから大衆の思惑を感じ取りその逆を行く事が投資の神髄である事が分かります。


こうした取引がその後、空売り、プットオプション取引、オルタナティブ取引に応用されています。


次回の当ブログ第30話は、「大富豪は相場の下落で稼ぐその2、情報操作!マスコミの報道は誰かの意図で作られる!」をお送り致します。

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