SSブログ

日本はバブル経済に突入!月収500万円でも使う暇無し!スーパーカーを購入!第7話 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

23Oct2020-2.jpgその後、日本経済は本格的なバブル経済に入り、仕事量は激増し大変忙しくなりそれに伴い収入も激増し多い時は月収が500万円を超えてしまいますが、忙しくてお金を使う暇がありませんでした。


ある日ガソリンスタンドへ行くとフェラーリーに乗っている方と知り合い、スパーカーの魅力を知りました、当時から10年程前にはスーパーカーブームでこんな車に乗れたらいいな程度にしか思っていませんでした。


それが、自分の収入でそれが買えるレベルまで到達していたのです。


当時有名だった麻布自動車のショールームへ行くと、まるで宝石の様な車ばかりで、当時は、マッカーサー元帥がお乗りになったキャディラックがありその大きさと豪華さに感動しました。


その他にも数億円するロールスロイスファントムやランボルギーニあり、お金のある所にはお金があるものだと痛感しました。


フェラーリーが欲しかったのですが、購入するには4年待ちと言われ、この車は中古車の価格も上がり出して新車よりも高くなっていて二倍の4千万円位まで値が上がってしまいました。


結局、アメリカの対日貿易赤字解消の為も考慮して、写真のシボレーコルベットコンパーチブルにしましたが、これも数が少なく手に入れるのが大変でした。


支払いは、1千万を超えていましたが現金で全額支払いました。


大変面白い車でまるでジェット戦闘機に乗っている感じでV8で5,725CCと言う巨大なエンジンでレーシングカーと同じ様な幅広いタイヤで、納車された時、出だしにアクセルを強く踏み過ぎるとコントロール不能になるので注意する様に言われました。


最高時速は300Kmhと言われ、新幹線よりも早く走れる事になります。


しかも、冬に雪が降ったら、適合するタイヤチェーンなど存在しませんし、トルクが強い上にタイヤの接地面が大きい為に、みぞれ程度でもタイヤが空回りして直ぐに走行不能でした。


そもそも遊びの車ですから、その様な時に乗る事など想定していない様です。

23Oct2020-1.jpg週末にはこれで大手町へ通勤し、仕事が終わり次第そのまま地方へ遊びに出かける事もありました。


話は変わりますが、バブルは何故起きたのか簡単に解説しますと、これも自民党の竹下内閣時代の1985年9月22日、ニューヨークのプラザホテルで先進5カ国蔵相・中央銀行総裁会議が極秘裏に開かれ、米国の対日貿易赤字の解消のため、 協調的な円高ドル安誘導に関して合意したのが発端です。


この当時は1ドル240円位でしたが、プラザ合意後翌年には1ドル120円と、半額以下になりました。


これまで輸出が好調で1台500万円で売れていた車が半値の250万円の価値に下落しますので、為替の関係で輸出しても利益が出ないので、海外に物が売れなくなってしまいました。


その結果、大不況が起こる危険性が生じます。


そこで、日本政府は金融緩和を行い、内需を拡大して景気の減速をさせない金融政策を行いますと、当時は土地の値段は下がらないと言う土地神話があり、金融緩和されたお金が土地に向かい土地の価格が上がります。


その上がった土地を担保に入れて更に土地を買う事が繰り返される事で、信用創造(money creation)が起こり大量の通貨が生まれます。


これがバブルなのです。


当然、バブルである事は知っていましたし、バブルの崩壊が近いと察したからこそ車をローンでは無く現金で買ったのです。


次回は、「バブルに踊らされて人達と勢力拡大した闇社会」をお送り致します。

nice!(18) 
共通テーマ:ニュース

nice! 18

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。