SSブログ

国際金融市場デビュー!ゼロからお金を稼ぐアメイジングな仕組みを学ぶ! [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

13Oct2020-1.jpg大手町の英国の金融機関で働き始めると、最初は様々な金融商品を扱うセクションがあり、数日ずつそこで研修を受ける訳ですが、この場は実際にはセクションマネージャー同士の稼げる人材の奪い合で数カ所からオファーが来ました。


結果的に声の大きい金利を扱う部署のマネージャーに引っ張られ、そこは、私を入れても合計で4人しかいない小さなセクションでしたが、驚いた事に僅か4人で1日で平均1千万を稼いでしまうのです。


これまで私が経験した事が無いお金の稼ぎ方で、しかも殆ど電話をしているだけで莫大なお金が稼げてしまうのです。


そんな中でマネージャーから「君は何故採用されたか知っているかね」と聞かれ、「分かりません」と答えざる得ませんでした。


マネージャーは、「この世界は男芸者の世界なんだ」と意味不明な事を言われるので「それはどう言う意味でしょうか」と尋ねると、「我々が取引している商品は金利だ!これはどこも同じなんだ。つまり、気の利いた接待が出来る者が勝つ。その素養が君にはありそうだからトレード(trade)したのだ」と言われました。


更に、君の仕事はこれだと指を指したのは、専用回線の並んだボードで、多数の金融機関と直接通話の出来るボタンが並んでおり、しかもこれまでのディラーが攻略出来なかったり、ラインカットと呼ばれる「電話禁止」措置が取られた取引先ばかりでした。


しかも、市場で活発に動いている大物ディラーがいらっしゃる所ばかりでした。


その多くは、通話の為にボタンを押しても出て下さると事は全く無く、一日中押し続けのが仕事となりました。


また、金利の取り引きですから、例えば0.5%ならそのまま言うと間違えの原因になるのでハーフ(1/2二分の一)と言う様に分数でレートを呼ぶ為に、全ての分数を丸暗記しなければなりません。


しかも世界中と取引しているので会話は全て英語で、私が英語力がないので会社がベルリッツと言うビジネス英会話学校の先生を会社に呼んで夕方から英会話の勉強で、その費用は1時間1万円と高額ですが会社の負担です。


更に、英国人が教えてくれた裁定取引(Arbitrage)が面白く、これは世界の金融市場で度々発生する、金利や為替相場、先物取引によって生じるひずみを利用して同時に取引するとお金が稼げてしまうのです。


工業用のロボットでプログラム方法を知っていたので、プログラム電卓に計算式をプログラムして、金利、為替相場、先物取引の取引価格を入力すると瞬時に、この時点でいくら利ざやが取れるか計算できる様にしました。


一般の人々は為替デイラーは、相場の上がり下がりの差額で稼いでいると思われているかも知れませんが、実際にはそれでは稼いだとしても、単なるゼロサムゲームに過ぎず、稼ぎ続ける事は本当は不可能なのです。


現在ネット上で罫線を利用して株式投資を行い簡単に儲かると宣伝する、いかがわしいソフト等が売られていますが、そんなものでは儲け続ける事は不可能で、相場が大きく動いた時に大損するハズです。


現実には、極めて金融機関は堅実で、金利の高い長期金利で貸し出し、その分の資金を金利の安い短期金利で調達しその金利差で稼いでいたり、金融市場で生じる情報伝達のタイムラグを利用して稼いだりしています。


中でも最も大きいのが、金融取引を仲介する事で得られる手数料なのです。


つまり、莫大な金額の金融取引を行う程手数料は多くなりますので、常に大口の資金の取引を狙い、その頂点へ行くには、生き馬の目を抜くと言われる程激しい競争に晒されますので打たれ強い人間でなければ無理です。


特に、私がやっていた金利の取引は、金額の大きさが最低取引単位が、1ヤード(約10億円)でしかも普通は10ヤード(約100億円)以上で、更に、タームと呼ばれる期間が長い程儲かりますがリスクも大きくなります。


儲かる反面当然リスクも大きく、取引でミスを行えば瞬時に数千万から数億円の巨額の損失になりますので、普通の人では怖くて何も出来なくなってしまうのが普通です。


当然、単なる怖い者知らずの人には任せられませんし、そんな方ほど莫大な損失を出してしまうものです。


やはり求められるのは、正確さと相場観、常に冷静に的確に行動できる事と、相場が動くのは一瞬ですからその時には取引が集中しますので、取引をメモする時間もありませんから、取引を正確に記憶している事が必要です。


最初に私が言われた事は「メモは取るな」で、それは、メモしている時間に相場か変わってしまうので、そんな時間があれば稼げ、電話をして取引を行えと言う意味です。


一般には、マネーゲームと呼ばれますが、国際金融市場のプロは実際にはマネーゲームでは無く、市場と言う場を提供しながら、マネーゲームをしている人や企業から寺銭?手数料をいただいてサービスを提供しているのです。


次回の当ブログでは、ビッグプレーヤー大口顧客を攻略するをお送り致します。

nice!(10) 
共通テーマ:ニュース

nice! 10

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。