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日銀政策委員会報告書から見る来年の景気!V字回復の兆し!政府の誤った行動が危険! [世界経済と日本]

03Oct2020-2.jpg最新の日本銀行政策委員会資料から来年の経済見通しを分析してみましょう。


上のグラフは日銀政策委員の経済・物価見通しとリスク評価をGDPベースで描いたもので、2020年は中共ウイルスの感染拡大で、経済行為が停止したり悪化し歴史上稀な落ち込みを記録しました。


しかし、最近では中共ウイルスの感染拡大も収束に向かう事が予想され、その最大の要因は感染予防に対する知識が普及し、日常生活に浸透して来ているからです。


これでは中共ウイルスも増え続ける事は出来ずその数は壊滅的に減少すると予想致します。


今年の落ち込みが激しいだけに、来年はその反動でV字回復すると私は予想しています。


その理由は、本来は淘汰されるべき店舗や企業が消滅し、そこに新しい事業者が入れ替われる事で活性化が起こるからです。


上のグラウでも日本銀行政策委員が2021年の予想は、2020年の-5%から2021年には+3%へと8%の上昇を予想しています。


今から100年前でしたら世界大恐慌になっていた筈ですが、各国政府の素早い特別給付金や持続化給付金制度等の救済制度が現在では確立されている為に大きな混乱が抑えられているからです。


それを裏付ける様に、都心部のインバウンド需要の高まりで急騰した地域で地価の下落はあるものの全体では微々たるものにとどまっています。


本来なら資金繰りの悪化等で、不動産の投げ売りが出て来る筈ですが、これが余り起こらない背景には、金融緩和下で資金が借り安い事が背景にあります。


こうした背から、来年は景気が自然に回復する事が予想されますが、最大の問題が今度の菅政権の経済運営が大きな影響を与えそうです。


不安なのが、携帯電話の値下げは良いのですが、値下げはデフレ経済を意味し、再びデフレ経済になると我が国の衰退は避けられなくなります。


逆に、緩やかなインフレに向かい、人件費が値上がりする様に誘導していただきたいものです。


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