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ひきこもり対策特別委員会!多くの委員がひきこもりについて知識が無い現実に愕然! [区議会自民党の実態を知ろう!]

08Jul2020-1.jpgご覧のチラシの写しは、墨田区で唯一のひきこもりの人と家族の為の居場所となるカフェがすみだ生涯学習センター(ユートリア)こ講習室Aと講習室Cで毎月第三木曜日午前10時30分から11時50分まで開催され、臨床心理士などが心の回復等をサポートするそうです。


お申し込みは、墨田区保険予防課精神保健係、電話03-5608-6506へ


今年度新たに設置された、ひきこもり対策特別委員会の初委員会が開会されました。


この中で本当に驚いた事は、自民党や今回発足の提案を行った公明党の委員の皆さんが、ひきこもりについての知識が無さ過ぎて、推測や思い込みで名長々と話され時間だけが浪費される事に幻滅を感じました。


恐らくこの人達は、ひきこもりの人やそのご家族と向き合って来なかったのではないでしょうか。


私は、区民の皆様からのひきこもりの相談を度々受けて来たのでその実態を把握しています。


ひきこもりの最大の原因は、小泉政権で労働者派遣法が廃止された事に伴い雇用関係が悪化した事、それに続くデフレ経済下で企業が人件費削減の為に窓際族を作り、ドラマショムニに見られるリストラ職場が作られ、派遣切りが横行した事が原因だと私は考えています。


この時期は、自殺者が毎年3万人を超える年が13年間連続し合計で40万人を超す方が自殺で失われてしまいました。


こうした事が起こる以前には、そもそもひきこもりなどありませんでした。


この時に自殺に至らずに精神的に障害を受けてしまった方の多くがひきこもりと言う形で社会から身を引き、ひきこもる事で自分を守ろうとされた結果だと考えます。


自民党の委員は、予備軍がいるのではとか、調査の数字や調査方法に問題があるのではないかと言う持論と推測に過ぎず、ひきこもりの本質を知ろうともしないのか、自民党政権が行った事が原因となると立場が危ういと考えて話をそらしているのかも知れません。


そんな事よりも、ひきこもりの原因が社会の中の重いストレスで発症する精神的な心の傷である事だけは、知って欲しいので、委員会で現場を見る視察や専門家を招いての研修会を求めました。


その結果、次の委員会は8月頃行われそこで臨床心理士を招いて研修会を行うそうです。

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