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天才投資家ジョージ・ソロス氏に学ぶ難解な再帰性理論とは何か? [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

15Feb-1.jpg今日は天才投資家ジョージ・ソロス氏に学ぶ難解な再帰性理論とは何かについて学んでみたいと思います。


ご覧の本を読んでも多くの方はジョージ・ソロス氏の再帰性理論について理解できる人は少ないのではないでしょうか。


特に、翻訳された方自身が理解していない感じが致します。


つまり、ジョージ・ソロス氏の再帰性理論が理解できるには天才的な知能指数IQレベルが必要で、抽象的な表現からその本質を見抜く必要があるからです。


この次元になりますと、もはや言葉では表現出来ない微妙なレベルを感じ取れる方だけが、その本質を理解できるのではないでしょうか。


それは、相場の本質を多くの参加者が理解していない点です。


市場の参加者は自分自身も理解できていないから当然、自分居場所も方向性もわからないまま烏合の衆の中を彷徨い歩く事になります。


つまりこうした低次元の世界に居ては相場の本質を見極められないまま判断を下してしまい、しかもその判断の集合が自分達の行動も変化させるので、これに加わらず傍観者の目線に立つ事でブームと崩壊を理解するものです。


彼の言う再帰性とは、簡潔に言えばブームが起これば崩壊が起こる事を再帰性と言う言葉で表していると私は思います。


つまり、相場にブームが起こりますとその転換点を見極めその時点で大量の空売りを仕掛け崩落させます。


崩落が起これば透かさず崩落の勢いを利用して手仕舞いの買いを入れ利益を確定させれば良いのです。


更に重要なのは人間心理を極める事で、その理由は相場の値動きは人間心理を表していると言っても過言ではないからです。


再帰性理論を極めると、ブームと崩壊の瞬間に一気に取引を行い直ぐに手仕舞いますので短期間で比較的低リスクで取引ができる事になります。


その為には常にチャンスを捉えるアンテナも必要ですし、思惑が外れれば莫大な損失が出る非常に高いリスクを取る訳ですから、並外れて精神的に強くなければチャンスを逃してしまいます。


こうした世界で大富豪になるには、高度な分析力と並外れたプレッシャーの中で、ここ一番のチャンスを見逃さず、敢えてリスクを取りに行ける、リスクテイカーでなければ勝てません。


分かり易く言えば、臆病で人目を気にし、群れる様な小心者は、そもそも再帰性理論を実践する事は不可能です。


このソロス氏の再帰性理論は更に奥が深いので今後も取り上げてみたいと思います。

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