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税金を飲込む仕組!本所地域プラザの怪!契約額3億1,500万円が4億4,000万円に! [区議会自民党の実態を知ろう!]

13Dec2019-1.jpgこれは平成24年6月13日の墨田区議会第2回定例会に出された議案第54号(仮称)本所地域プラザ新築工事請負契約と言う議題ですが、ここで注目していただきたいのが、契約額が3億1,500万円になっている点です。


これが完成後の平成25年度の予算の執行実績報告書には次の様に記載されています。


14Dec2019-1.jpg平成24年6月13日(仮称)本所地域プラザ新築工事請負契約では、契約額が3億1,500万円が、平成25年度の予算の執行実績報告書には本所地域プラザの建設事業費は、4億4,466万円余りに膨らんでいます。


本所地域プラザの建設事業費から契約額を差引ますと1億2,966万7,938円も増えているのです。


これには次の様な仕組みが隠されています。


指名競争入札で4億4,466万円で出してしまうと、そもそも落札出来ませんから、落札後追加工事費と言う名目で嵩上げしてしまう方法です。


つまり、落札してしてしまい設計図に不備があった等の理由で追加費用の請求が1億2,966万7,938円もの高額になっても随意契約で言い値が認められてしまう可能性があります。


また、上に書かれている八広地域プラザは1億2,967万円なのに対して、ほぼ建築面積は同様か八広の方が広い施設なのに何故3.5倍も高い4億4,466万円になるのかが疑問です。


当時もこの問題を把握しており、理事者側に説明を求めましたが、その説明ではダクトの設計に誤りがあり、ホールの天井にダクトがぶつかる構造だった為に設計変更に伴う工事が生じたと言うのです。


14Dec2019-2.jpgこれがその現場の写真で、本来は天井が湾曲して垂れ下がる様なデザインであったが、その部分に換気用のダクトが通る為に、ご覧の写真の様な角ばった部分の加工が必要になり、追加工事代金が必要になったと言う説明でした。


私も若い頃機械プラントなどの設計のをしていましたが、技術者ならこの程度の事が設計段階から分からないと言うのは技術力が無さすぎます。


更に、この程度の追加工事で1億2,966万7,938円もかかるとは到底考えられません。


つまり、入札や工事、追加工事、施工管理に大きな問題と疑惑の臭いを感じるのは私だけでしょうか。


この問題は大変長くなりますので、シリーズで連載して本所地域プラザに関する疑惑をお知らせいたします。


次は、平成25年第4回定例会で僅か数ヶ月で条例改正し、1階ロビーが有料貸出に変更された問題をお届けします。

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