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令和元年度墨田区議会定例会11月議会の一般質問に対する区長答弁を掲載!その2  [墨田オンブズマン大瀬康介の行動力]

12Oct2019-10.jpg11月28日令和元年度墨田区議会定例会11月議会での私の一般質問に対する区長答弁その2を掲載いたします。


写真は台風19号が最も接近した10月12日の午後9時頃の墨田区役所内のリバーサイドホールに避難された区民の皆様の状況です。(撮影:大瀬康介)


(質問6)そこで区長にご質問致しますが、区が想定した大雨と風による避難者に関する予想が大きく外れ、多くの皆様が荒川の氾濫を恐れて避難して来た結果になった事について、この様な齟齬が生じた原因はどこにあると認識されているのでしょうか。


また、区内小中学校が避難場所として指定されておりますが、学校を管理する立場である教育委員会として、どの様な課題があると考えておられるのか教育長にお伺い致します。
区長答弁
第6の質問は、台風第19号に伴う避難行動の齟齬が生じた原因についてです。

今回、台風による風雨から身を守るため、木密地域等の一部の地域に避難勧告を発しました。
しかしこの趣旨を区民の皆さんに十分に伝えることができなかったことが、主な原因だと考えます。
今回の教訓を活か匸適時・適切に必要な情報を発信できるように、検討を進めます。
教育長答弁
第6の質問の避難所として指定されている区立小・中学校を管理している教育委員会が考える課題ですが、教育委員会は施設管理者として、災害対策本部の指示を受け、避難所を円滑に開設・運営する必要があります。
そのため、教育委員会としては、避難してきた区民の方々を迅速かつ安全に受け入れ、開設・運営していけるように、区長部局と緊密に連携をとっていきます。
(質問7)また、区民の皆様がこの様な行動を取る恐れがある事は、事前に避難場所への安全な移動方法を確立したり、災害を想定した訓練やシミュレーションをしていればある程度予想出来る筈ですが、区長はこれまで、避難場所への安全な移動方法の確立や災害を想定した訓練やシミュレーション行って来たのかお伺い致します。
第7の質問は、避難場所への安全な移動方法の確立や、災害を想定した訓練等についてです。


区ではこれまで、職員災害対応訓練でのシミュレーションや、水害を想定した防災講話、研修会等を実施してきました。


しかし、今回の台風対応から様々な課題が生じかため、現在、検証を進めています。今後、この検証結果については、議会の皆さんに報告するとともに、地域や防災関係機関との連携等を強化しながら、災害対応に努めていきます。


(質問8)さらに、防災マップに記載された避難場所に行っても入れない状態だった事について、今後もこの様な状態は返り替えされるのか、二度とこのような事は起きないと断言できるのかお答え下さい。
第8の質問は、防災マップに記載された避難場所に行っても入れない状態だったことについてです。
今回、区内15か所に自主避難場所・避難所を開設しましたが、その開設時期や数が妥当であったか、周知が適切であったか、検証を進めています。
そのうえで、情報発信体制等も含めて、避難場所開設等に係る体制強化を図ります。
(質問9)また、避難場所が想定水位よりも数メートルも下回る地域にある避難所は、そこに多くの避難者が避難された状態で荒川が決壊しますと、その水圧でその付近にある家屋は押しつぶされながら流されてしまいます。


この様な場所に指定された避難所は返って人命を危険に晒してしまう恐れがあり、速やかに安全な避難所を新たに設置すべきだと考えますが、区長の具体的な対策をお聞かせ下さい。
第9の質問は、速やかに安全な避難所を新たに設置するべきというご指摘についてです。
区のハザードマップでは、荒川氾濫の場合に家屋の倒壊が想定される区域を「早期の立退き避難が必要な区域」として示しているほか、被害想定が比較的小さい地域の小中 学校を、水害時避難場所として示しています。
これらの避難場所を適切に開設できる体制を整備するとともに、緊急時の垂直避難のための水害時時避難施設の拡充や、区内 都有施設の活用要請等の取り組みを進めます。


本所吾妻橋駅付近の駐輪場について


都営浅草線本所吾妻橋駅付近の駐輪場では、先日の台風19号では、駐輪場の自転車が強風で全て倒れてしまい、浅草通りの歩道を通行される皆さんがつまづいたり、飛ばされて来た自転車が歩行者や通行する自動車に衝突する危険がある事は言うまでもありません。


(質問10)そこで最初のご質問ですが、吾妻橋駅前の駐輪場での大型台風に伴う強風で自転車が倒れたり、飛ばされたりした場合は誰が管理し責任を取る事になっているのか具体的にお答えください。


東京スカイツリー開業以来、既に昔とは状況が大きく変わっており、この歩道には大変多くの外国人観光客が浅草と東京スカイツリーの間を往来し、交通量が大変多くなっている為、広い歩道を確保する必要がございます。


また、商店街の方からも歩道の駐輪場は店舗の営業上支障があるとの声も上がっています。


その理由は、駐輪場がある関係で店舗前の道路が狭くなり、お客さんとなり得る観光客や通行人は前から来る人を避ける事で精いっぱいになってしまい。


肝心のお店の中を見て貰えず通り過ぎてしまいます。


欧米では店先のショーウインドウを見て貰う事で、ここではどんな商品を売っているのかをアピールする為に、立ち止まっても通行の邪魔にならない様に歩道には広いスペースが取られています。


銀座など人気のある地域や人通りの激しい渋谷やモダンな佇まいの表参道、吉祥寺などの商店街には歩道に長時間駐輪できる駐輪場は皆無です。
第10の質問は、大型台風に伴う強風で自転車が倒れたりした場合の管理責任の所在についてです。
自転車駐車場の管理は区が行っていますが、台風等の天災により損害が生じた場合は、墨田区自転車の利用秩序及び自転車駐車場の整備に関する条例の規定により、自転車の破損等に対し、区は免責となっていますが、個別具体的な案件については、状況を勘案して適切に対応します。
(質問11)そこで区長にご質問致しますが、自転車駐輪場が歩道に設置されている場所での商店街から何らかの対策を求める声が上がっていると思われますが、今後どの様にこうした問題を解決するおつもりなのかお答え下さい。
第11の質問は、歩道に設置している自転車駐車場に関する商店街からの要望についてです。
本所吾妻橋商店会からは、浅草通りの歩道の幅を広げたい等のご要望をいただいています。
区としては、快適な歩行空間の確保に向けて、商店会の声を都へ伝えていきます。
(質問12)続いて、現在の歩道上の駐輪場に代わる設置場所の確保を急ぐべきだと考えますが、区としてどの様な計画を立ておられるのかお答えください。
第12の質問は、歩道上の駐輪場に代わる設置場所の確保についてです。
当該自転車駐車場は、利用ニーズが高く、他の適地もないため、当面は現状のまま運用することとし、現在策定中の墨田区自転車活用推進計画の中で、改めて検討していきます。
(質問13)また、過去に墨田区は吾妻橋周辺の土地所有者に駐輪場用地を借りる交渉をしていたそうですが、墨田区から突然その話が撤回され、土地を貸そうとした地主が怒ってしまい、墨田区に二度と土地を貸さないと言っていますが、何故そのような事が起きたのかもご説明下さい。
第13の質問は、駐輪場用地の賃貸借契約に関する経緯についてです。
以前は、現在の食品小売店舗に隣接した土地を自転車駐車場用地として借りていましたが、契約更新時の価格交渉で折り合いかつかなかったため、契約を更新しなかったものです。

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