SSブログ

貧富の格差と階級社会はこうして作られる第8話 マイナス金利で預金を吐き出す庶民! [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

15Oct2019-1.jpgご覧のチャートの左側はマイナス金利を導入している主要先進国のマイナス金利に至るまでの金利の動きで、右側は金価格の推移を並べたもので、マイナス金利になるほど金価格が上昇している事が分かります。


この動きを理解する為には、そもそもマイナス金利を日本銀行が何故導入したのかその理由を知る必要があります。


その原因はリーマンショックの翌年に各国の経済成長率が急落してしまい各国では景気悪化による物価下落、所謂デフレが懸念され、欧米の中央銀行はデフレ阻止のため大幅な政策金利の引き下げを行なったのです。


やがて政策金利がゼロ下限に達してしまいましたが、一向に景気が良くなる兆しが見えません。


そこでこれまでの金利を操作する通常の金融政策では限界と感じ、今度は市中に出回るお金の量を直接操作する金融政策への転換を行ないました。


それがマイナス金利で、庶民が老後の生活の為に蓄えて来た貯蓄を引き出させ、最っとお金が増やせそうな株や投資信託を買わせれば、安倍政権にぶら下がり利権の恩恵を受けて来た政官業の利権者が潤うからです。


このマイナス金利の導入は株価を吊り上げる為に行った言っても過言ではありませんし、株価が値上がりした結果年金基金を運用するGPIFはリーマンショックで巨額損失を出していましたがこの値上がりで損失分が圧縮されました。


これで一番損をしたのが老後の為にコツコツと預金をして来た勤労者層で、年利0.01パーセントで100万円預金しても年間で100円の利子しか付きませんし、更に20.315%の源泉分離課税(国税15.315%、地方税5%)が引かれます。


これでは老後、楽隠居生活を夢見て来た人々は、預金を解約し海千山千の人達がいる株式市場等へ投資せざる得ませんが、この光景はまるで仔羊がオオカミの群れの中に居るのと同じ位い危険のあるのです。


結果的に長い目で見れば、お年寄りの多くは損をしているのが現実ではないでしょうか。


現在の日本政府は狂っているとしか思えない手法で、庶民の財産や仕事を奪い国際金融資本家に貢いでいるとしか考えられない政策を次々と行っているのです。


その原因は、やはり有権者が選挙で既成政党を選んでしまう事や、小選挙区制の選挙では大政党所属の議員でないと当選出来ませんから、政党の使い走りとなる政治家しか居なくなり、国民が不利になる法案が次々に通ってしまいます。


現在の政治は完全にアメリカのジャパンハンドラーの思い通りに動かされ、我々日本人が戦後営々として働き蓄えて来たと富や技術が流失しているのです。


このままでは大変な状況に陥る事は避けられそうもありません。


しかし、こうした状況でも生き残る方法はあります。


最初にやるべき事は政府やマスコミ、自治体などが行う愚民化政策の罠にはまらない事です。


身近な墨田区を見てもこれが見られ、特に「区報すみだ」に見られる通り、写真ばかり大きく中身は殆どありませんし、区民の皆様に知らせるなけらばならない事を取上げなくなって来ています。


区報をご覧いただければ、墨田区の愚民化政策が進んでいる事が分かると思います。


マスコミは最悪で、例えば日本経済新聞はプロの投資家は殆ど読んでいない筈で、受け売りの記事が多くその記事を読んで投資すれば損をする仕組みになっている事を見抜くべきです。


プロは情報の最上流で把握するもので、そもそも印刷された新聞など読みません。


例えばロイタースクリーンにニュースが流れますが、これも瞬時に出たものであるかも疑わしいので相場の動きを確認してから判断しています。


二ユースや情報には必ずタイムラグがあり、最上流で把握できる特殊な恵まれた環境の人が有利になります。


つまり素人が投資に手を出すことは損をする危険が多く、それを回避するには多くの勉強と経験を積み情報が早く入る事が必要になります。


では、何を勉強すべきでしょうか。


次回のブログに以降に続きお知らせして参ります。

nice!(12) 
共通テーマ:ニュース

nice! 12

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。