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新シリーズ!貧富の格差と階級社会はこうして作られる第2話 群れる者は貧困に陥る [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

08Oct2019-1.jpg貧富の格差と階級社会はこうして作られる第2話は「マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール」この著者は金融マフィアのマックス・ギュンダー著ですから13歳から始めてスイスの銀行界を牛耳る人物のものの見方考え方が良くわかる本です。


今や世界の金融を牛耳っているのはスイスと言っても過言ではありませんし、現に世界の中央銀行の銀行と言われるBIS(国際決済銀行)があるのはスイスのバーゼルです。


元々スイスはどんな国かと言われると岩だらけの厳しい自然、海にも面していないし、鉱物資源に乏しく農業は天候が厳しく何を育てるにも適さない場所ですから、そんな貧しい所に侵略しに来る国もありませんでした。


貧しさゆえに人間は知恵が育まれ真の行動力が生まれるものです。


現在のスイス人は世界で最も繁栄した民族で、一人当たりの所得は米国と日本に並ぶのをご存じでしょうか。


この本の中で群れる人と言うのは貧困から抜け出せない様々な、足かせを自ら作り出してしまい、他人の判断に惑わされて人生を終わる結果になる事が指摘されています。


彼は、「給与や賃金収入で金持ちになる事はない。不可能だ。」とまで言い切っています。


更にこう続きます。


「世界の経済構造は、あなたに不利になる様できている。生活を支える柱として仕事からの収入に依存しているのなら、人生においてせいぜい食べ物の為に物乞いをしなくて済むと言う希望を持てるぐらいだろう。それさえも保証されているわけではない。」


こうした言葉の中に物事の本質があり、それは群れる人は他人が稼いだものにぶら下がって生活してしまい自分で稼ぐ事はせず、同僚や経営者の悪口の付き合いや飲み会等で膨大な時間を浪費する人生にしてしまうのです。


しかも、その群れの中から出ようとすると寄ってたかってそこから出さない様に足を引っ張るのです。


どこかのカルト宗教団体では足抜けしようとすると熱狂的な信者が次々と来てあたかもあなたが気が狂ったかの様に引き留めて脱会させないのと似た構造です。


これと反対にタフな精神を持つ人物は先ず群れません。


優秀な人間スカウトする人間目利きプロはこうした人物に注目し、群れる雑魚には目もくれません。


更に、経験を積ませて物事への挑戦を繰返している内にビジネスパートナーに組み入れて貰えるようになります。


ここまで来ると付き合う人の層やジャンルが変わって来ますので、大物同士がいつの間にか仲間になります。


現在は格差社会と言われていますが、次のステージは階層社会になると言われるはこの為かも知れません。


人生とは不思議なもので群れから離れると、全く別な世界が開けてくるもので、その中で努力する者へはそっと手を差し伸べてくれる方も出て来るものです。


こうなりますと貧困か抜け出し富裕層へと段階が進むのですが、この前にリスクへの挑戦が不可欠で、無謀なリスクへの挑戦は貧困へ逆戻りしてしまう危険はありますが、諦めなければ勝てる可能性の方が多いのです。


特に投資の世界では無知な人を蟻地獄の様に待ち構える輩がうようよいますし、投資のルールに熟知していませんとそもそもマネーゲームになりません。


現在貧困を生み出している要因は学校教育にあると思われ、画一化した教育は群れる人間ばかりが作られてしまいます。


また、未就学児を早くから保育園に入れてしまう事も子供の好奇心や想像力、物事に挑戦する力を失わせ未来が自ら切り開けない大人にしてしまうおそれがあります。


その理由は、少ないコストで多くの子どもを預かざるを得ず、どうしても狭い場所に閉じ込めて管理されてしまうからです。


貧困から抜け出すには貧困者の中から外へ先ず出て、仕事の出来る人の仲間に入れて貰える行動が必要です。


先日、仕事道具のバイオリンを盗まれてホームレスになった女性が、ひとり地下鉄のホームに佇み悲哀に満ちた歌声でオペラを歌う姿に警察官が感動し動画サイトにアップしたところ話題になりホームレスから抜け出す事が出来ました。


彼女の成功は一人だったからこそ掴めた、貧困からの脱出ではないでしょうか。


人生は愚かな群れの中から一人になる事で大きく変わり、人生って捨てたものではありません。


あなたの成功もすぐそこにあるかも知れません。


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