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墨田区立吾嬬立花中学校校舎新築完成後の内覧会のご報告!総工費約32億円第3話 [墨田区教育委員会事務局の官製談合疑惑の研究]

11Sep2019-7.jpg第2話に引き続き墨田区立吾嬬立花中学校校舎新築完成後の内覧会のご報告!総工費約32億円第3話をお送り致します。


ご覧の場所は学年毎に集合出来る様に計画されたスペースで各階に儲けられていました。


それでは教室の内部をご覧ください。


11Sep2019-1.jpg一般の教室はほぼ同じ作りで昔から余り変わらない構造や配置です。


11Sep2019-2.jpg最近の区立学校では学校教育の電子化が進んでおりご覧の様なプロジェクターが全ての教室に用意せれている点が昔の学校とは変わって来ています。


このプロジェクターも学校ICT化を理由に特定の業者が随意契約されるケースが多く、コンピュータの借上契約、電子黒板、プロジェクター、タブレット端末、無線ラン、音響機器、コンピュータ研修、メンテナンス、消耗品の供給と繋がり、墨田区の契約課の発注は全て同じ業者だけが受注する仕組みになっている事は上記リンクに記載してあります。


こうした機器は殆どが5年間の長期リース契約で、5年後には同じ業者が「実績がある」とか「システムの内容を熟知している」と言う理由で再び随意契約や指名入札では競合する会社は排除されて指名される事が多く見られます。


こうした問題を議会で指摘しても多くの議員は関心を持たないまま多数決で決まってしまうは残念です。


11Sep2019-3.jpgプロジェクター用のスクリーンはご覧の様に黒板に磁石で貼り付けてロール状のスクリーンを広げて磁石で固定するタイプのものでした。


11Sep2019-4.jpg左後方から撮影したものですが、経費削減の為に旧校舎で使われて来た椅子と机が再利用されています。


10日の区議会9月区議会本会議では、学校の机では机の前後5センチ広い新JIS規格と言うものを導入しろとの区議会自民党の下村みどり議員の代表質問がございました。


これに対して加藤教育長の答弁では全ての教室に設置するには、教室全体のスペースの問題があり困難と言う答弁がございました。


冷静に考えますとこの程度机が広くなった程度では勉強への影響は殆どありませんし、最近は学校教育の電子化でタブレット端末が使われますので複数の本など使われませんからそもそも意味がありません。


逆に机自体が重くなりますので掃除などで生徒や先生の負担が増え、全体の面積も増えますから教室を大きくしなけらばならなくなり、これも税金の浪費を助長させる為の新規格である事を見抜くべきではないでしょうか。


こうした代表質問が出る背景には、物品納入業者の利権の構造と関係がありそうです。


つまり、今回の様に校舎が新築されても従来の机を使われては、納入業者は潤いませんしこうした新規格が出される構造には文部科学省と結びついた利権の構造を感じざる得ません。


つまり消費税増税で増えた財源を貪ろうとする人々がこうした企画を出すものです。


以前私は大手総合商社にいましたが、こうした新規格が出る背景には政官が絡んだ利権の構造がある事を嫌と言う程仕事の現場で見て来ました。


分かり易く言えば、この新規格を認めさせれば政治家は納入業者から政治献金を受け取り、官は予算消化の恩恵を受ける構造で私はこうした見難い構造を再三見て来ました。


つまり使えるものを捨てさせ、新しいものを入れる事で多額の税金を消費させてしまうのです。


これはある意味では経済効果があるかも知れませんが、同じ業者ばかりが恩恵を受ける構造ですから、経済学で言う経済効果にはならないのではないでしょうか。


11Sep2019-5.jpg教室の後ろ側には生徒達のロッカーと言う構造は昔から変わりませんね。


また、教室内の机の配置状況を見ても新規格の机は教室に8列並びますので5センチ伸びると合計40センチ横に伸び、前後は5列で20センチ伸びますので教室が狭苦しくなる事がお分りになるのではねいでしょうか。


結果的にこうした負担は、我々の税負担の増に繋がり現場の生徒や先生の労働負担の増となり、現場の教職員の労働強化となり、優秀な先生の人材確保への影響となって表れます。


今後もこうした文部科学省や自民党による利権の構造を追跡調査して皆様に当ブログやオンブズマン新聞でお知らせいたします。


11Sep2019-6.jpgこれが万一の際の避難階段となる階段で、大勢が避難出来る様に広いスペースが確保されています。


引き続き第4話でこの続きをご覧ください。

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