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令和元年度 墨田区議会定例会6月議会で連続33回目の一般質問を行いました! [墨田区議会]

24Jun2019-4.jpg24日令和元年度墨田区議会定例会6月議会で連続33回目の一般質問を行いましたのでその原稿を公開致します。


墨田オンブズマン 大瀬康介でございます。これより一般質問を行います。


水銀ランプの製造・輸出入の禁止に伴う公共施設への対応について


2013年10月9日~11日に開かれた国連環境計画(UNEP)の外交会議で「水銀に関する水俣条約」が採択されました。


これに伴い2021年以降、一部の水銀灯の製造・輸出・輸入が禁止となります。


これにより、現在使用されているメタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプは、LED照明などへの計画的な切り替えが必要になります。既に、大手照明機器メーカー•パナソニック株式会社は2020年6月末に水銀ランプ生産の終了を公表しました。


(質問1)そこで区長と教育長にご質問致します。現在、区立学校の体育館の殆どで水銀ランプが使用されておりますが、今後、全国の学校などで体育館などの照明設備の水銀灯をLED等に交換しなければなりませんから工事が立て込むことが予想され「工事の日程調整が難しい」などの弊害が起る事が予想されます。


これに伴い墨田区立学校や区の公共施設ではどの様な対策と計画を立てているのかを具体的にお答え下さい。


(質問2)また、区立学校の体育館等では体育の授業への影響を考えますと夏休み中に工事をする必要がございますが、本年度の夏休み中に区立小中学校全ての交換が可能なのか、それとも複数年度に亘るのか、併せてその予算総額はどれ位になるのかお答え下さい。


(質問3)また、当該工事の発注については、同じ業者が独占的に行わず、区内の小規模事業者に幅広く発注される事を望みますが、区長と教育長のご方針をお伺い致します。


柳島小学校のプールの排水系の配管からの漏水がエレベター建屋内に漏れている問題について


先日、柳島小学校の父兄の方から小学校のプールの排水を行うと、恐らく排水系の配管と思われる部分から漏水が起きているらしく、学校の給食用のエレベーター建屋の内部に水が溜まると言うお話がございました。


これは大変重要かつ危険な問題と言わざるを得ません。


建屋に水が溜まった状態が放置されますと、エレベーター内部のセンサーや電子基板に結露などが発生し、水滴等が付着する可能性があります。


そうしますとそれにゴミや埃が付着して漏電や誤作動の原因になりかねません。


更に、内部にカビが発生する恐れもあります。カビが発生し、その状態が続きますと、カビの胞子や雑菌がエレベーター建屋内に飛散し、給食用のエレベーターそのものが汚染される可能性がございます。


このため速やかに、漏水を止める必要がある事は言うまでもありません。


(質問4)そこで区長と教育長にご質問致します。この問題は何時ごろ現場の小学校から報告があって、正確に内容が把握され、具体的な対策が立てられたのは何時だったのでしょうか。


(質問5)漏水の原因についてご質問致しますが、何が原因でこの様な漏水が起きたと把握しているのかを具体的にお答えください。


(質問6)また、当該漏水の対策としての工事の施工方法はどの様な方法で行い、その費用はどの位かかるかお答え下さい。


(質問7)さらに、今後エレベーター建屋内への漏水に対する対策はどの様な方法が取られるのかもお答え下さい。


(質問8)先ほど述べたように、エレベーター建屋内への漏水に伴い、内部にカビが発生している恐れがあり、これは衛生的に大変な問題がございます。


現在の医学系の論文ではカビががん発生の原因となる事が報告されています。


こうした研究が正しいとしますと、エレベター建屋内のカビ対策がきちんと行われませんと、児童の将来におけるがん発生のリスクが高まる事が予想されますので、適正、的確な対応が求められると思いますが、区長と教育長のご所見をお伺い致します。


待機児童対策について


墨田区では、これまでの次世代育成支援対策を継続して推進していくため「墨田区次世代育成支援行動計画」を策定するとともに、子ども・子育て支援施策を一層促進させるために「墨田区子ども・子育て支援事業計画」を策定し、平成27年度から平成31年度までの5か年で計画を進めてまいりました。


しかし、平成31年4月時点での認可保育施設の入所待機児童数が公表され、それによれば83名もの待機児童問題が存在しています。


(質問9)そこで区長にご質問致します。


「墨田区子ども・子育て支援事業計画」が策定され早くも5ヶ年になりますが、未だに83名もの待機児童が存在するのは当該計画の何処に問題があり、待機児童がなくならい問題点についてどの様に把握されているのか、また、新たにどの様な対策が追加的に必要と考えておられるのかお答え下さい。


本例議冒頭の区長所信表明では、「子ども・子育て支援について最優先に取り組み、待機児童の解消については、平成28年度から、平成30年度末まで、当初の計画を上回る1,636人の保育定員を拡大し、学童クラブの定員も299人拡大するとともに、子育てひろば事業の充実などに力を入れて来ました」とおっしゃいました。


これは区長が墨田人口増加の要因を正しく把握されていない事を物語るものではないでしょうか。


それは、墨田区は出生や死亡による自然動態よりも、遥かに転入・転出による社会動態による人口増加が顕著である事を見落とされているのではないかということです。


当区では自然動態の10倍を超える規模の社会動態によるって人口が増加しています。具体的には、住宅取得では年収500万円世帯の住宅取得に伴う転入が急増しており、特にこの世帯は子育て世帯である事を忘れているのではないでしょうか。


この問題は墨田区人口ビジョン策定に向けた現状分析結果等の資料には明確に指摘されており、人口推計を正確に把握していれば、1,636人の保育定員の拡大では待機児童問題は解決出来ない事は事前に予想出来た筈です。


(質問10)そこで区長にご質問致します。墨田区人口ビジョン策定にあたり、将来の人口を展望するにあたっては、現在の社会動態を維持し続けるには、出生率を回復させる環境をつくることができるかの見通しが重要になる事が指摘されております。


この点から考えて、将来人口を維持拡大させる為には、既に解消されていなければならない問題だと指摘させていただきますが、区長のご認識と待機児童ゼロは何時頃までに解消出来るのかをお伺い致します。


(質問11)また、「墨田区次世代育成支援行動計画」、「墨田区子ども・子育て支援事業計画」、「墨田区人口ビジョン策定」等の具体的な施策が作られながら現在も待機児童問題が解決していないのはなぜか。その原因は何処に問題があったと認識されているのかお答え下さい。


認可保育所の園児の公園への移動方法について


先日、豊島区の池袋で高齢者ドライバーが、アクセルとブレーキを踏み間違えて横断歩道を歩行中の母子の自転車を撥ね死亡させてしまうという事故が発生しました。


また、大津市の保育園児死亡事故では無理に右折をしようとした車が直進車に接触し、その衝撃で直進車の進路が曲げられ、横断歩道の手前の歩道で信号待ちをしていた近くの認可保育園の園児と保母さんの列に突っ込んでしまい、多くの死傷者を出す結果となりました。


同様の事故が繰り返して発生している事は皆様がご存知の通りです。


区内の認可保育所では、土地の価格が高い事や広い用地が確保出来ない為に、園庭が無いかまたは著しく狭い場所で園児を園内で遊ばせることしか出来ない為に、付近の公園等で園児を遊ばせる光景が見られますが、その際の園児の移動では集団で手を繋いだり、手押し車に乗せて集団で移動する様子が伺われます。


この様な状況の中で、区として認可保育所において園児を区内の公園で遊ばせる場合の安全対策について検討することや、場合によっては警察の協力を得て園児が巻き込まれ易い事故について専門家の指導を受けたり、保育士を対象とした交通安全教育を実施する必要があるのではないでしょうか。


大津の事故の教訓から交差点で信号待ちをしている時の危険性を改めて認識し、交通量多い交差点を避けて通行したり、信号で待ちする時はガードレールのある場所で信号待ちをしていれば、少なくとも死亡事故は防げた可能性があることがわかります。


また、こうした時間帯には警察にお願いし園児の安全確保の為の見守りや交、通誘導などをお願いできないものでしょうか。


(質問12)こうした認可保育園の園児が危険な状況にある点について区長はどの様にご認識され、どの様な対応を取る事で尊い命が守れるとお考えになられるのか、お伺いいたします。


引きこもり対策について


先日、川崎市登戸で発生したスクールバス停留所での殺傷事件では、幼い児童や見送りに来ていた父親が包丁で刺されて死傷するなどし、とてもやりきれない思いです。


この事件では犯行後自殺した犯人の状況が分かって参りますと、長期間にわたる引きこもりで、社会に対する強い恨みがあったという背景が見えて来ました。


こうした事件の背景には、小泉政権時代に労働者派遣法が改正され、若者の正規雇用が激減し、派遣労働や非正規雇用と言う不安定な雇用形態が増えたことが挙げられます。


さらには、バブル崩壊に伴うデフレ経済の影響で、リストラや雇止めにより過酷な労働の割に低賃金を強いられていたということも挙げられます。


この結果、若者はリストラに伴うパワーハラスメントや失業等で精神的に疲弊してしまったために、引きこもりになる事で自分の身を守ろうとしたのではないかということが考えられます。


当時20代だった若者も現在は40代後半から50代前半の年齢に達して来ましたが、明るい将来など全く希望が持てないまま人生の最終段階に差し掛かって来ています。


本来ならこの年代では当然身に着けていなければならないビジネススキルをかつては企業が社員教育として教えたものですが、派遣労働や非正規雇用者にはこうした教育投資は経費がかかるので行われず、低賃金で使い捨てる様な事が行われて来ました。


その為ビジネススキルを身に着けるチャンスすら無いまま年月が過ぎてしまい、年齢と供に仕事の選択肢の幅も賃金も減る一方です。


この問題は単に犯人が悪いと見てはなりませんし、社会全体の責任として幅広く取り組まなくてはなりません。


リストラということで思い出されるのは、2013年に放送された女優江角マキコさん主演のテレビドラマ「ショムニ」です。このドラマは、都内にある中堅商社を舞台に「女子社員の墓場」「会社の掃き溜め」と呼ばれる部署の総務部庶務二課所属の6人のOLが活躍する物語ですが、ここでは当時、実際にリストラを行っている企業の内面の一部が正確に描かれていました。


当時の会社では、バブル経済崩壊後でデフレ経済が拡大し、経営規模の縮小が同時多発的に行われて、「窓際族」と言う言葉が流行しました。


これは大企業では名ばかりの肩書を与えて実質的な仕事をさせない社員を抱えるようになったことを物語るもので、実際には体のよい厄介払いですし、倉庫の中に事務所が作られ程酷い扱いをされる事が横行していました。


その後、2003年の第二次小泉内閣では、労働者派遣法改正が改正され、これまで例外扱いで禁止だった製造業および医療業務への派遣が解禁されると共に、専門的26業種は派遣期間が3年から無制限にされ、それ以外の製造業を除いた業種では派遣期間の上限を1年から3年に延長され、事実上日本的経営と呼ばれる終身雇用制度は崩壊してしまいました。


その結果、3万人を超える自殺者を出す年が13年間連続で続き、第一次世界大戦での日本の兵士の戦死者を遥かに超える合計約40万人の尊い命が自殺で奪われてしまいました。


そこで、引きこもりの方への対応は慎重かつ丁寧な対応が求められ、社会環境でズタズタにされた心の傷を癒すには、先ず相手の心の傷を理解した上で適切な対応を取ることが重要になります。そして、対象者をきちんと調査研究し、どの様な対応が必要かを専門家の指導の基に行う必要がございます。


(質問13)そこで区長に質問ですが、区では、区内の引きこもりとして把握出来ている方と、推定される潜在引きこもりの方の数をきちんと把握されているのかご質問致します。


また、粗暴な行動や近隣トラブル等で警察や区に相談が寄せられた件数は、どの位あるのかもお答え下さい。


(質問14)最後に引きこもりを無くす為に区として出来る事はどの様な事が用意されているのかお答えくださると共に、今後の区長の方針をお示し下さい。


以上で、私からの質問を終わります。


ご静聴ありがとうございました。

答弁については後日議事録が出ましてから追加記載したいと思います。

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