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墨田区議会第3回定例会報告!初当選以来連続31回目の一般質問を行いました! [墨田オンブズマン大瀬康介の行動力]

12Sep2018-1.jpg9月10日墨田区議会第3回定例会2日目は初当選以来連続31回目の一般質問を行いましたのでその発言原稿を掲載致します。


墨田オンブズマン 大瀬康介でございます。これより一般質問を行います。


高齢者が一休みできるベンチの設置について


先の第2回定例会で高齢の皆様が一休み出来るベンチを設置して欲しいと、言う声が寄せられている問題について質問し前向きなご答弁をいただきました。


その後、区議会だよりをご覧になった区内で商店を経営されている方からお手紙をいただき、より現実的なご提案を賜りましたのでご紹介します。「先生の高齢者が一休みできるベンチの設置、大賛成です。


私の店の前を散策している高齢者はおおぜいいます。そこで、私の店の椅子を舗道に置いてみようかと何度も思いましたがまだ実現できません。


その問題点のひとつは、若者やアベックが長居され、たばこでも吸われたらと言う不安からです。


そこで「高齢者専用お休み処墨田区」と書かれているベンチを支給して下されば、夜間や雨の日は店の店頭等で管理できます。更に、賛同する企業の広告を椅子に掲載し、幾らか管理費を戴ければお店は喜んで賛成すると思います。


墨田区のすべての舗道に同じ色の分かり易い統一色のベンチを置けば、さすが下町・庶民の町とマスコミも取り上げると思います。私が思うには椅子の数は2脚か3脚でよいとおもいます。


それは余り長い椅子ですと店に仕舞いにくいからです」と言うご提案がございました。


(質問1)そこで、区長にご質問致しますが、区内で商店を経営されている方の中には、区として椅子が貸出されるなら店先に置いてみたいと思われる、商店の方も多いのではないでしょうか。


この様な素晴らしいご提案について区として実現が可能なのかお答えいただくと共に、高齢者が一休みできるベンチが区内各所に設置され、お年寄りが一休みされている光景は墨田区がひとにやさしいまちを印象付けます。


この事は墨田区の基本計画の中で「訪れる人をやさしく迎える、おもてなしのまちをつくる」と明確に定めている趣旨に合致しますので、比較的早い段階で実現すべきと思いますが、区長のご見解をお伺い致します。


老朽危険家屋除却費等助成制度の運用拡大について


墨田区内には危険な老朽家屋が多数存在しており、関東大震災から間もなく100年を迎え首都直下地震に対するマスコミの関心も再び高まる時期です。


これに備えて墨田区では倒壊の危険のある老朽家屋や延焼し易い老朽木造家屋を減少させ、都市としての安全・安心を広く内外にアピールする必要があります。


しかしながら、先日、区民の方で老朽化し、倒壊の恐れがある建物を解体する為に木造住宅耐震改修促進事業の中の除却助成を利用したいと申請をしたところ、建物の登記人と申請者が違うと言う事で助成を受けられないと私の所に相談にいらっしゃいました。


話を聞きますとその建物は申請者の借りている土地に建てられたもので、その方の父親の代に土地のまた貸しにより作られた建物でした。


その方は、当該借地に建てられた建物と借地権も相続しており、該当する建物の持ち主は既に死亡しており、その建物が相続人の名義に変っていますが、その相続人は27年前に退去しており地代も支払っていませんから、善意であれば10年で法定時効が成立します。


このため既にその建物の所有権はその方にあるにも関わらず、木造住宅耐震改修促進事業の中の除却助成が受けられないと言うのは、助成制度の本来の趣旨を逸脱しているのではないでしょうか。


墨田区の言い分では裁判を起こして時効である事の確定判決をもらうか、現在の名義人の許可を貰えと言っていますが、全く会った事も何処に住んでいるかも不明な名義人にそう簡単に印鑑を貰えるものではありません。


本来は固定資産税が課されていれば名義人はそんな無駄な税金を払いたくありませんから登記し直すものですが、当該建物では非課税扱いにされていたらしく、長期に亘り何も手続きがされていませんでした。


問題は申請者にあるのでは無く適正な登記が行われていないままになっている現実です。


例えば、錦糸町駅前のビルでは同じ敷地内に4つの建物が登記上存在していました。


この理由は建物の抹消登記がされないまま新たな建物が建てられ、その建物が解体され新たな建物が建てられても、解体された建物の抹消登記がされない事が4度も繰り返されていたためです。


古い建物ではこの様な実態にそぐわない登記がされているものが意外に多く、登記簿の面積と実際の面積が違うものもありました。


こうした複雑な事情から老朽化した危険な建物があっても除却できず存在する建物がかなりあるのではないでしょうか。


安全支援課の所管する老朽危険家屋除却費等助成制度と防災まちづくり課が所管する木造住宅耐震改修促進事業の中の除却助成度の二種類の制度がございますが、その目的は老朽化した危険な建物を除却して大規模災害時に建物の倒壊に伴う、避難路の安全確保と火災などの延焼を防止すると共に細街路を拡幅し消防車や救急車が通行し易い道路の幅員を確保する事や総じて墨田区全体の建物の耐震化が進み区長のおっしゃる「安全安心が基本」と言うまちをつくる事ではないでしょうか。


(質問2)そこで区長にご質問いたしますが、今回の申請者の場合は、登記上の所有者は居てもその所有者が27年も全く管理していない事、その建物周辺の土地について地代を払って借りている人は当該建物を時効取得している事が客観的に見て確かな場合は、こうした制度を利用できる様にすべきだと思います。


また、単に助成金を出すだけでは無く、意味の無い登記については抹消登記の支援や代行を行うべきだと思いますが、区長のご書見をおうかがいいたします。


(質問3)また、無い筈の建物が登記されている場合では、固定資産税が免除されている事が多く、きちんと徴収していればこの様な事はかなり減らす事が出来ると思われますが、区長はどの様な対応が必要と思われるのかお答え下さい。


(質問4)以上のことから現在の老朽危険家屋等除却費助成制度と、除却助成制度という観点から、関連する木造住宅耐震改修促進事業の中の除却助成制度についても併せて運用緩和や拡大をし、大規模災害にしっかりと対応した安全・安心な都市作りが必要であると考えます。そこで、区長の今後の取組方針をお伺いいたします。


児童数の増加に伴う区立学校の適正配置及び児童・生徒の学力向上施策について


最近、某住宅デベロッパーの調査資料によると年収500万円世帯のファミリー層が最も住みたいと思う地域の上位20位中、トップは墨田区で8.6%と言う結果になっている事を知りました。


我が区もマンション等が増えて建物の高層化が進み、ファミリー層が増えますと児童数の増加に伴う区立学校の適正配置が必要になることは言うまでもありません。


これまで学校の統廃合が進められて来ましたが、これ以上区立学校を減らしてはなりませんし、今後の児童数の増加を正確に予想し適切な区立学校の配置が必要になります。


(質問5)そこで教育長にお伺い致しますが、墨田区教育委員会として今後どの様に児童数の増加に伴う区立学校の適正配置に取組むのかお聞かせ下さい。


(質問6)また、学校群制度の導入から都立高校の学力が長期的に低落し、両国高校などのかつての名門校が偏差値を落としていますが、その一因として適切な適正配置が行われていないことが挙げられると考えられるがどのように認識しているのか。


(質問7)併せて、児童・生徒の学力向上のための施策についても答弁を求めます。


東京都の工業用水道事業廃止に関する地域産業への対応について


東京都は、墨田・江東・荒川区など都内九区で供給している工業用水道事業について①毎年5億円の赤字と水道管の更新費用に2328億円かかり、コストを転嫁すると利用料金は約8倍になるという事②需要も16年度で1日平均水量が2万立方メートルと、ピーク時の17分の1にまで落ち込んでいる事、との理由から2019年度以降に順次廃止する方針です。


現在、廃止に向け、利用している事業者への説明を始めており、早ければ今秋の都議会に廃止条例案を提出し、来年度以降に四年間ほどかけて上水道に切り替える方針を打ち出しています。


(質問8)これに伴い区内産業や団地のトイレなどで使われる雑用水への影響はどの位の規模になるのかをお伺いいたします。


(質問9)仮に廃止された場合、工業用水を使う工場では水道代が10倍位にアップしてしまいますと事業を継続出来ないと言う声も寄せられておりますが、区としてどの様に対応するつもりなのかお答え下さい。


(質問10)また、工業用水廃止に伴い井戸水に切り替える事業者も出て来ると思われます。


しかしながら現在東京都内では井戸の揚水機出力と吐出断面積に規制があり、大量に水を使う工場では東京都の基準の井戸では必要な水を確保出来ない為に、井戸に対する規制の緩和も必要と思われますが、区として東京都とこうした問題について調整して行く必要があると思われます。


この問題のより良い解決策について区長の方針をお伺い致します。


日本ボクシング連盟問題による東京2020オリンピックへの影響について


東京2020オリンピックでボクシング会場として墨田区の国技館が会場になる予定ですが、先日の日本ボクシング連盟の山根明会長の山根判定問題や山根会長が暴力団との関係を認めるなど公正なスポーツの原則から考えて、あってはならない状況が報道されています。


スポーツライターの小林信也氏は「このままだと日本はオリンピックに代表選手を派遣できないし、現状では競技自体が追放される可能性も高い」と述べています。


(質問11)こうした日本ボクシング連盟のあり得ない状況を踏まえますと2020東京オリンピックでは国技館がボクシング会場として使われる事が確実なのか、それとも厳しい状況なのかを先ずお答え下さい。


(質問12)また、日本ボクシング連盟では、ボクシング競技自体オリンピックからが追放される可能性も高いと言われておりますが、こうなった場合、国技館を会場として提供した墨田区はどの様な打撃を受けるのか、想定される損害についてどの様に把握したり、問題解決の為の具体的な方策を立てているのかをお伺い致します。
 
以上で、私からの質問を終わります。


ご静聴ありがとうございました。


※(質問)の部分は一般質問では言いませんが、区長の答弁漏れを無くし再質問する手間を省く為に、企画経営室事前に提出する質問原稿には赤文字で書かれています。

これも度重なる区議会での一般質問を繰り返して来たノウハウでもあります。

今回の質問で感心したのは、加藤教育長に質問した(質問6)の部分で「学校群制度の導入から都立高校の学力が長期的に低落し、両国高校などのかつての名門校が偏差値を落としていますが、その一因として適切な適正配置が行われていないことが挙げられると考えられるがどのように認識しているのか。」質問しました。

この質問は、本来は東京都の問題ですからきちんと答弁して貰えるか期待していませんが加藤教育長が東京都から来られた方だけにもしかしたら答えていただけるかも知れいない程度の期待しかしていませんでした。

しかし、都立学校の学力低下の原因を私と同様に学校群制度に問題があった事を共有されており、都立学校でもそれを反省し軌道修正が図られており、墨田区ではその経験を活かして学力低下を来す事が無い様に適正配置する旨のご答弁をいただきました。

やはり墨田区には優秀な教育長がいらっしゃる事を感じ安心致しましたし、これから優秀な児童・生徒が育つ地盤が出来て来たと感じました。

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