SSブログ

墨田区の待機児童激増!1次選考後700人超の原因!すみだ北斎美術館の建設だった! [子育て]

20170204-1.jpgご覧のグラフは平成27年度に作られた墨田区の待機児童数を示すグラフです。

何故このグラフをお示ししたかと言うと墨田区が待機児童解消計画の判断を大幅に誤った原因にすみだ北斎美術館の建設を平成26年第2回定例会で自民公明等の与党会派が賛成し可決した事が影響しています。

何しろ当初予算を倍近く上回る建設価格になり、区議会自民党の付帯決議もあり、山﨑区長の大号令で全庁を挙げて北斎美術館建設へと突き進んでしまい、肝心の待機児童対策は先送りにされてしまぃました。

20170204-2.jpgこれは子ども人口の将来推計ですが、極めて甘い推計がなされています。

それは平成27年までは、墨田区は待機児童が他区と比べ2桁台と少なく墨田区は23区内でも認可保育園の入園決定率が平成26年には78.2%と高く優秀区とネット等で囁かれました。

その結果、待機児童難民が押し寄せる結果となり始めました。

この頃、私は家内が出産の為産院に行くと全室が埋まっており、もしかすると大変な状況が近く起こる事を知りました。

20170204-3.jpg私が待機児童が今後急激に上昇する可能性があると指摘際に理事者側が示した資料がご覧のものです。

理事者側にこの問題を指摘すると大丈夫だと言う回答でこれにはいささか呆れました。

こういう背景にはこの頃すみだ北斎美術館の建設の為の基礎工事の掘削が行われており、この段階でこうした問題が起こると議会で問題になり工事に影響が出ない様にこうした都合が良い資料しか出さないお役人体質があります。

結果的にその翌年には待機児童が3ケタ台に上昇し、待機児童難民が押し寄せついに29年度は1次選考時点で700人という待機児童の数になっています。

結論から言えば平成26年第2回定例会で北斎美術館の建設をせず、待機児童対策を確実に進めていれば現在の問題は出て来ない筈だったのではないでしょうか。


nice!(7) 
共通テーマ:ニュース

nice! 7

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。