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立川市ノロウイルス集団発生の原因はきざみ海苔だった!正しく知ろうノロウイルス対策! [子育て]

20170201-1.jpgノロウイルス感染防止のポイントはズバリこれですが、立川市ノロウイルス集団発生の原因はきざみ海苔だった事で感染予防の方法に食材の管理と製造段階での管理が重要な事が露呈した形になりました。

先月17日に立川市の小学校で発生したノロウイルスによる食中毒の集団発生の原因は、大阪市の海苔メーカー東海屋のきざみ海苔だった事が調査の結果判明しました。

本来はきざみ海苔は焼き海苔で作られますので、一般にウイルスは熱に弱く、加熱処理はウイルスの活性を失わせる(失活化といいます。)有効な手段で、ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの食品の場合は、中心部が85℃~90℃で90秒以上の加熱が望まれると厚生労働省は指導しています。

本来なら焼き海苔で作られたきざみ海苔は加熱処理されている筈ですが、今回の集団発生の原因となったのは加熱方法に問題があったか、その後の段階でノロウイルスが付着した可能性が考えられます。

20170201-4.jpgノロウイルスの電子顕微鏡写真ですが、ノロウイルスは一般のウイルスよりも遥かに小さくご覧の写真の8粒程度で感染症状が出ると言われています。

20170201-2.jpgノロウイルスは乾燥にも強く飛沫感染もしますから嘔吐物の処理も細心の注意が必要ですし、詳しくはここをご覧ください。

一般に売られているアルコール消毒では失活化しないと言われています。

我が家ではキッチンハイターでまな板等を消毒すると共にノロウイルスが流しの排水口付近で増殖させないために排水口付近の機器を外して洗浄すると共にキッチンハイターで消毒しています。

これはノロウイルスが下水に流れてしまいますと下水道が汚染され結果的に海を汚す事になりそこで取れる海産物が汚染される恐れがあるからです。

20170201-3.jpg特にノロウイルスはご覧の通り11月から2月にかけてがダウ部分で患者数も第1位である事を忘れてはなりません。

特に食品を扱う方は細心の注意をしていただく事と、子ども達には汚い手で食品を触らせない、買い食いや食べ歩きをさせない事が重要です。

私の子供の頃お友達が医師の息子で一緒によく遊びましたが、買い食いや食べ歩きをさせない事を教育されて居たらしく、縁日等で香具師が販売する食品を買おうとすると不衛生なので買うなと止められました。

言われた通りよく見ると焼きそばなどの材料の刻まれたキャベツの入っている発砲スチロールの箱にはカビが付いており、不衛生な事がわかりまして以来買わなくなりました。

最近食べ歩きが流行っている様ですが、マナーの面だけで無く感染予防と言う観点からもするべきではありません。


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