追加議案!墨田区議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 [墨田区議会]
9日に行われてた墨田区議会第4回定例会で追加議案が出されましたのでその内容を解説致します。
これは平成27年度 東京都特別職報酬等審議会答申に基づき墨田区の職員の給与が上上がった事に連動して議員報酬も引き上げようと言う議案です。
先ずその答申をご覧ください。
東京都特別職報酬等審議会条例第2条第2項の規定に基づき、本日、知事から特別職の報酬等の額について審議会に諮問したところ、別紙のとおり答申がなされた。
特別職の報酬等の額を検討するにあたって考慮すべき諸指標のうち主要なものは、前回答申の基準である平成27年4月以降(消費者物価については、平成27年1月以降)、次のような推移を示している。
ア 消費者物価(東京都区部) 0.7%
イ 一般職の俸給(給料)月額 国 0.36%(官民較差相当分)
都 0.12%(公民較差相当分)
ウ 指定職の俸給(給料)月額 国 1,000円 引上げ(法案審議中)
都 1,000円 引上げ
エ 内閣総理大臣の俸給月額 1,000円 引上げ(法案審議中)
オ 国務大臣の俸給月額 1,000円 引上げ(法案審議中)
カ 国会議員の歳費 改定なし
結論から言うと区の職員が月額約1000円上がり議員報酬も1000円上げようと言う条例改正議案です。
当該議案に反対したのは結果的に私一人でした。
特に議長と副議長の給料は高過ぎますし、委員会委員長、副委員長も既に高いので報酬も上げる必要はありませんし、微々たる金額で手間の方のコストが上がるだけと言う感が否めません。
区長と副区長の月額報酬は1,135,000円である事が分かります。
ちなみに都議会議員の月額報酬は1,022,000ですから、これよりも115,000円高いだけですが、激務を考えますと都議会議員の実質的に報酬が高いのではないでしょうか。
都議会では公明党が自民党との連立離脱を表明しました原因がこの高過ぎる議員報酬だったそうですが、血税から利権を漁る自民党政治にうんざりしたのかも知れませんね。
よく聞く話しですが、自民党に陳情に行くと「後援会に入って欲しい」と言われたり「パーティー券を買って欲しい」と言われるそうです。
つまり陳情するとその代わりに対価を求められる事になります。
私の墨田オンブズマンでは陳情等で対価を求める事は一切ありませんし、そもそも公僕として奉仕の精神で行っておりますのでお困り事があればご相談下さい。
ちなみに私の給与明細をご覧くださいこれだけ税金を引かれては税金の使い道にうるさくなるのは当然でしょう。
これとは別に目の玉が飛び出る様な、特別区民税・都民税、健康保険料、介護保険料、国民年金保険料、固定資産税を別に払わなくてはなりません。
公的負担が余りにも多すぎて「働けど働けどわが生活楽にならず」と言うのが現在の社会の現実で、働くほど負担が増えてしまいますので、景気が回復しないのは、皆がお金を使う余裕が無いからではないでしょうか。
国際親善議員連盟はこれまで6年近く支払って来ましたが国際親善などチャイナの新聞に年賀広告を入れるだけで年一回忘年会をやる程度ですし、同じ様な顔ぶれで飲んだ所で時間の無駄ですから12月で脱退させていただきました。
それも議員と幹部職員が酒を飲み合う訳で馴れ合いになり易いと思います。